Useful 2023/10/05
中古で購入したニンジャ400ex400gが4万キロ突破したので後悔した点などレビュー。旧型ニンジャ400rと差別化できてたが新型4気筒のzx4rの登場で中古相場が落ち着いた印象。燃費の良いニンジャ400はオイル量の心配も無くロングツーリングに最適。タイヤやバックステップ、マフラーをカスタムすればスポーツ走行より楽しめる。
どうも、awa(@awa_ninja400)と申します。
僕は約2年前に、中古で2018年式のカワサキNinja400(EX400G)を購入しました。
そして先日、ついに40,000kmを突破したので2度目のNinja400レビューを書こうと思いました。
中古車なので、僕が実際に走ったのは30,000km程度です。タイトルには”突破”としか書いてないから嘘では無いです…。
この記事では、Ninja400を30,000km乗って後悔した点や、カスタムしたところ、大きな故障や壊れやすいのか?など紹介します。
参考になるか自信は無いですが、ぜひNinja400に興味がある方は是非ご覧ください。
まずは僕が乗っているNinja400について簡単にご紹介。
先述のとおり、僕はカワサキ Ninja400(EX400G)の2018年式を中古で購入しました。
Ninja400の前オーナーは、10,800kmで売却されており、立ちごけによる小さい傷がある、比較的状態の良い中古車でした。
結論からいうと、中古Ninja400の車体価格は58万円でした。
なので、乗り出し価格は大体65万くらいだった気がします。
Ninja400の新車の値段は77万円なので、ちょっと安く買えた感じですね。
コロナ禍で当時の中古相場は全体的に高く、新車価格と大きな差は無かったので、あまり中古車の恩恵が感じられませんでした。
誰も興味ないのは承知のうえで、僕がNinja400を選んだ理由を紹介します。
Ninja400の購入を決めた大きな理由は4つあります。
大型バイクと中型バイクの見分けすらつかなかった頃、とりあえず1番好きな黒色のバイクを探しました。
それ以外は特にこだわりが無く、ネイキッドでもフルカウルでもなんでも良かったんです。
Ninja400で1番人気の色はライムグリーンですが、グリーンは興味がでずNinja400のブラックが候補に入りました。
バイク乗りなら大抵の人が一度は速いスピードに憧れると思います。
今でこそ無骨なクラシックバイクやオフロードバイクに憧れていますが、当時はクラシックやアメリカン、オフロードバイクは論外でした。
Ninja400は重量も軽くて馬力もあり、高速道路も楽で峠とか楽しめるかなと思い候補に。
初めに乗りたかったバイクはNinja400ではなく、カワサキのZRX400iiでした。
ですが、コロナ禍で中古バイクの価格が上昇し、加えて4気筒ネイキッドがプレミア価格に。
100万円近くするのと、古い年式のバイクは怖かったので、高年式のフルカウルバイクをよく探すことにしました。
中型フルカウルを探し始めて候補に挙げたのは
中でも価格が安く、パワーがあって重量の軽いNinja400を選びました。
ZX-25Rの4気筒の快音を聞くたび、ZX-25Rにしておけば良かったと後悔してた時期もあります。
おすすめの中型バイクをまとめた記事も、ぜひ合わせてご覧ください。
ここからは僕が実際に30,000km走って感じたNinja400の良いところと気に入らないところを紹介します。
個人的な意見なので、大目に見ていただけると幸いです。
ざっと挙げるとこんな感じです。
Ninja400はメリットほどデメリットを感じない完成度の高いバイクだと個人的に思います。
さすが、中型フルカウルで1番売れたバイクです。
僕のNinja400の燃費は街乗りで大体リッター25〜28くらいです。
航続距離も結構長く、タンク容量はそこまで大きくないのに大体300kmちょいくらいまで走ってくれます。
Ninja400(EX400G)の乾燥重量は167kg。
旧型のNinja400R(EX400E)の乾燥重量は190なので23kgの軽量化、しかも馬力も上がっています。
純正マフラーの遮音性が凄くて、夜にバイクを出す際もあまり迷惑をかけません。
走行中は風切り音しか聞こえないくらい静かです。
ここからはNinja400に乗っていて、気になったところを紹介します。
メリットがあってこそのデメリットなのですが、こんな感じです。
Ninja400は2気筒エンジンなので、ロングツーリングになると振動で手が疲れます。
重めのグリップエンドを装着すると、かなり改善されるのでNinja400に限らず、バイクの振動でお悩みの方はおすすめです。
デイトナのバーエンドは個人的に見た目かっこよくて好きです。
良い点で記述した真逆なんですが、バイクってマフラー音も醍醐味じゃないですか。
Ninja400は純正マフラーじゃ物足りなくなってしまう方が多いんじゃないかなと思います。
特にフルカウルバイクに積載性を求めるのはお門違いかもしれませんが、Ninja400は積載性が皆無です。
ロングツーリングなどをよくされる方は、タンクバッグがあるとかなり便利です。見た目も損いませんし。
人気バイク用シートバッグをまとめた記事も、ぜひ合わせてご覧ください。
特にGIVI (ジビ)のタンクバッグは別途のアタッチメントを付けておけば簡単に着脱が可能。バイクから外せばショルダーバッグとしても使えて超優秀。
Ninja400のシートは薄いというか、かなり硬めのシートです。
カワサキ純正のハイシートを装着すれば解決できるので、Ninja400のシート高が問題ない方は買って損しないです。
これはNinja400だけではなくて、Ninja系全てに言える事です。
カワサキの純正ウインカーが重たすぎるのか、振動でぼきぼき折れてしまいます。
これNinja乗ってる方なら共感していただけるのではないでしょうか。笑
Ninja250、400の純正ミラーはめちゃくちゃ長細くて、正直昆虫の触覚みたいな見た目をしています。
個人的にステルスミラーをカスタムしたのが1番気に入っていて、このブログで紹介した際も結構好評でした。
ただし、ステルスミラーは見にくいですし車検や違反になどデメリットも多いので注意。
僕がNinja400に装着しているステルスミラーを紹介している記事はこちら。
僕はサーキットやジムカーナに行くことは無く、街乗りやロングツーリングがメインです。
街乗りに向いていて、たまーに峠などのストリートで気持ち良く走れる、個人的におすすめのタイヤをご紹介します。
ちなみにNinja400のタイヤは、前輪110mmと後輪150mmで、400ccの中でも細めのタイヤ幅になります。
Ninja400に個人的におすすめのタイヤ1つ目は、ブリヂストンの「BATTLAX TS100」です。
BATTLAX TS100は、S20と同じタイヤパターンや性能の同じ位置付けのラジアルタイヤ。
価格も安くて寿命もそこそこ長く、雨の日でも快適に街乗りできてスポーツ走行も楽しめる、コスパに優れたタイヤです。
履いた感覚としては、粘りっ気があって路面に吸い付くような感覚で、パタパタ倒すというよりかは交差点などをグイッと曲がれるような。
個人的にはNinja400のような軽い車体でもタイヤが食いついている感覚があるので、個人的に1番おすすめのタイヤです。
Ninja400に個人的におすすめのタイヤ2つ目は、ピレリの「ROSSO III」です。
ピレリ ROSSO IIIはバイクタイヤの中でもトップクラスに人気のスポーツタイヤで、多くの方が一度は履いたことがあると思います。
スポーツラジアルとは思えないほど低価格で、耐久性も優れているので、かなりコスパの良いタイヤです。
形状がとても尖っていてクイックな倒し込みが可能で、深く倒した際も安定感のあるコーナリングができます。
タイヤは全く悪くないのですが、雨の日に交換前のTS100と同じ運転をしたら大滑りをかましました。
転倒した際に書いた反省記事はこちら。
パタパタ倒れて楽しいタイヤですが、皮むきが終わるまでは安全運転を心がけましょう。
Ninja400を40,000km(30,000km)到達した感想としては、馬力良し・重量良し・燃費良しの超優等生バイクです。
悪いところで言うと、癖がなくて慣れると飽きやすかったり、タンクが短いので身長の高い方は乗りにくいかも。
見た目が気に入れば最高のバイクだと思いますが、最近はボバーカスタムされたバイクが気になっていて乗り換えも検討しています。
新型zx4rも販売されて影も薄くなってきてはいますが、乗り出し価格や細いタイヤによる維持費の安さもNinja400の魅力。
ぜひバイク選びの候補におすすめです。
このブログではおすすめのツーリンングスポットなどご紹介しておりますので、ぜひ一緒にご覧頂ければ幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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