Accessories 2022/12/20

SS系を中心に人気のカスタムパーツ「ステルスミラー」は違法で見えないのか実際に買ってみた

SS系、フルカウル系のバイクを中心に最近よく見かけるトレンドカスタムパーツ「ステルスミラー」を購入してみたのでインプレ。最近ではネイキッド系、ストリートファイターなどのバイクに取り付けている方もよく見かけます。rizoma(リゾマ)のステルスミラーが1番有名ですが、ミラーに約6万円を出すのには抵抗があるという方に、おすすめのステルスミラーをご紹介。中華製のリゾマ”風”ステルスミラーですが、造りも悪くなく、かなりお手頃な価格。ステルスミラー自体が車検に通りませんが、ミラーは簡単に着脱できるので車検は気にしなくても大丈夫。ただし、ステルスミラーが想像以上に見えないという理由で外す方も多く、実際どれほど見えないのかを紹介します。ステルスミラーは車検対応ではなく、後ろも見えないので違法になるのかどうか、そこら辺も普段使用している経験を元に紹介します。

Contents

フルカウルバイクをウイングミラー(ステルスミラー)へカスタム

こんにちは、awa(@awa_ninja400)です。

基本的に僕はカスタム欲があまり無く、フェンダーレスもいつかはしたいなと思いながらも、純正のまま乗り続けています。

しかし前々から、新鮮味がなくてバイクの運転がつまらなく、感じていたんですよね。

なので今回、簡単にカスタムすることができるミラーを、「ウイングミラー(ステルスミラー)」に交換してみました。

ステルスミラーに関しては「ステルスミラーは違法」「ステルスミラーは見えない」「ステルスミラーは広角ミラー補助ミラーが必要」と言われていますが、実際に使用してみた感想をご紹介します。

ミラーのカスタムを検討されていた方は是非ご覧ください。

ウイングミラー(ステルスミラー)について

閉じているウイングミラー(ステルスミラー)はウイングレットに

ウイングミラー(ステルスミラー)とは、名前の通りウイング型のミラーです。

アルミビレットパーツで知られるイタリアの rizoma(リゾマ)から発売されている、「rizoma STEALTH(リゾマ ステルス)」が、SNSなどでよく見かけるほど人気が高いです。

フルカウルのバイクにこのミラーをカスタムされている方、最近多いですよね〜。

ウイングミラー(ステルスミラー)の特徴

ウイングミラー(ステルスミラー)を起こしている場合

基本的にウイングミラー(ステルスミラー)はミラーの中でもかなりコンパクトな部類です。

公道ではミラー部分を起こして使用します。

ウイングミラー(ステルスミラー)を寝かしている場合

逆に寝かすことでダウンフォースを得ることができ、ウイングレットにもなります。

リゾマの「ステルス」なら時速300kmで約4Kgのダウンフォースが発生させることにより、バイクのグリップとハンドリングを向上させるらしい…。

いつ使うねん…。

他にも空力性能が向上するなど、高速走行に特化したスピード狂の為に作られたミラーっぽいですね。

購入したウイングミラー(ステルスミラー)を紹介

今回僕がamazonで購入したのはこちらです。

もし仮に思っていたのと違っても、ダメージの少ない手頃な価格。

個人的には発送も早く、梱包も丁寧で商品の品質も悪くなさそうだったので、ここで買ってよかったです。

サイズは「スモール」「ラージ」の二つがあり、今回僕は「スモール」の方を購入しました。

なぜなら、Ninja400の車体が細身で小さいので、あまり大きいミラーだと悪目立ちしそうだったので。

zx25rやcbr250rrなどの中型バイク、GSX-R1000やZZR1200などの大型バイクまで豊富に取り付け可能。

※詳しくは商品ページでご確認ください。

中型バイクや車体が大きく無い場合は、スモールの方がおすすめだと思います。

スモールと書いてありますが、ちょうどいいサイズ感です。

逆に車体の大きいバイクには、ラージの方がいいかなと思います。

ウイングミラー(ステルスミラー)は違法なのか?

今回僕が購入したウイングミラー(ステルスミラー)に関しては、残念ながら違法になると思います。

理由は、鏡の面積が明らかに小さいからです。

販売元の商品説明欄には、「本製品は保安基準よりミラー幅が狭いため、レース・競技・カスタム用パーツになります。公道での使用は自己責任となります。」と記載がありました。

バイクの年式にもよりますが、2007年(平成17年)1月1日以降に生産されたバイクは上記の画像の条件に合っていなければなりません。

こちらが販売元が載せているサイズ表になります。

大雑把ではありますが計算してみると…

ウイングミラー(ステルスミラー)のスモールの面積

↑スモール

↓ラージ

ウイングミラー(ステルスミラー)のラージの面積

多少大きめに計算しているのにも関わらず、ラージですらサイズを満たしていません。

違法かどうかを断言するのはリスクが高いのでしませんが、自信を持って言えるのは車検は通らないです。

ちなみに、『整備不良』となった場合、
・ 50cc未満:違反点数1点、反則金5000円
・ 50cc以上:違反点数1点、反則金6000円

を課せられます。

ウイングミラー(ステルスミラー)の取り付け

amazonから届いたばかりのウイングミラー(ステルスミラー)

午前着でお願いしていたのに、届いたのは16時頃でした。

「こんな事もあるのか。」と配送業者さんの忙しさに同情しつつ、早速開封してびっくり。

「めっちゃしっかり梱包されてるやん。」

費用も低価格帯にも関わらず、梱包がしっかりされていてなんだか得した気分。

ミラーの取り付けの手順も細かく載せようかと思いましたが、ただのミラー交換なので端折ります。

基本的に同梱物のみで取り付けすることが可能です。

所要時間は5分くらいだったと思います。

ウイングミラー(ステルスミラー)の同梱物

ウイングミラー(ステルスミラー)を開封

丁寧に梱包された箱に入っていたのは、
・ネジ① ×4
・ネジ② ×2
・六角
・ゴム ×2
・ミラー本体 ×2
の4種類です。

説明書などの書類は何も入っていませんでした。

ウイングミラー(ステルスミラー)のミラーの可動域

amazonで売られている同じようなウイングミラー(ステルスミラー)の口コミには「ミラーが硬くて動かない」「ミラーの角度が微調整できない」など書かれていましたが、この商品はどうでしょうか。

ウイングミラー(ステルスミラー)のミラーの可動域

クイッ…。

ウイングミラー(ステルスミラー)のミラーの可動域

クイッ…。

何かが引っかかるような感じも無く、スムーズにミラー部分が動きました。

装着後の開け閉めも問題なさそうです。

ウイングミラー(ステルスミラー)の取り付けに必要なもの

届いた商品の付属品など

ゴムやネジが一緒に入っていましたが、どちらも使わずに取り付けることができました。

気づいたらゴムをどこかに無くしてしまって一瞬焦りましたが、何も問題なかったです。

あるに越したことは無いですが。w

取り付ける前に付属の六角でミラー本体のネジをしっかりと閉めておきましょう。

ウイングミラー(ステルスミラー)を取り付け完了

ウイングミラー(ステルスミラー)を取り付けたばかりのNinja400

届いたウイングミラー(ステルスミラー)を取り付けた様子がこちら。

Ninjaの純正ミラーが長すぎるので、短いミラーを付けるだけでかなりすっきりして見えますね。

ミラーを変えるだけでフロントの印象がガラッと変わりました。

スモールでも十分に存在感があるサイズ感です。

ウイングミラー(ステルスミラー)を取り付けてみて

Ninja400のコックピット

ウイングミラー(ステルスミラー)を取り付けて、地元を軽くツーリングしてみました。

ネットでは「ウイングミラー(ステルスミラー)は見えない。」「意外と見える。」など様々な声を聞きますが、実際はどうなのか。

上の画像はミラーが閉じている状態ですが、とてもスタイリッシュなのでオッケーです。

ウイングミラー(ステルスミラー)の視認性

ウイングミラー(ステルスミラー)の視認性

ミラーを起こした状態はこのような感じです。

バイクにまたがって自分の視点から見たミラーはほとんどしか映りませんでした。

手をどかしてミラーを覗き込むような、覗き方を変えてやっと後方確認ができる感じです。

正直、安全性は低いと思いました。

車線変更等を行う場合は、毎回必ず目視を行う必要がありますね。

ウイングミラー(ステルスミラー)を取り付けた見た目の変化

ウイングミラー(ステルスミラー)にカスタムした見た目

ウイングミラー(ステルスミラー)の視認性が良く無いことなんて初めから分かっていました。

僕が求めていたのは見た目の変化。

様々な角度から撮ってみましたので、是非ご覧ください。

正面から

前から見たウイングミラー(ステルスミラー)

前から見たらめちゃくちゃスッキリして見えますね。

純正のミラーだとバッタの触角みたいだったのが、コクワガタのようになりました。(?)

斜めから

斜めから見たウイングミラー(ステルスミラー)

個人的に自分のバイクのこの角度が一番好きなんですよね。

全体的にシュッとしている感じが。

ウイングミラー(ステルスミラー)にカスタムしたことで、より鋭さが増して厳つくなった気がします。

横から

横から見たウイングミラー(ステルスミラー)

黒のスクリーンと同化して消えましたね。

実質ミラーレスです。

下から

下から見たウイングミラー(ステルスミラー)

蟻視点です。

恐らく蟻はこう思うはずです。

「もしヒトに生まれ変わったらウイングミラー(ステルスミラー)が付いたバイクに乗ろう。」と。

ウイングミラー(ステルスミラー)のメリットデメリット

雪山を背景に撮影したNinja400

最後にウイングミラー(ステルスミラー)の個人的に感じたメリットデメリットを挙げます。

メリット
・レーシーでかっこいい
・ミラーを畳まずともすり抜けが可能
・車検前に簡単に戻せる
デメリット
・視認性が悪くて見えない
・車検非対応
・違法で減点される可能性

車検はともかく、違法になりかねないリスクの高いカスタムパーツになりますが、それでも大丈夫という方はぜひお試しください。

個人的には見えない分、目視が増やしたり、車検の際戻したりして見た目が気に入っているので使ってます。笑

この記事で紹介しているステルスミラーのURLを再度貼っておきますね。↓

信頼できるメーカーのウイングミラー(ステルスミラー)

この記事で紹介しているYuumo+のステルスミラーは、価格が安い分、いくら綺麗でも所詮は中華製のカスタムパーツです。

レビューを見ていても上手く付かなかった方もいて、僕の場合は購入して1年ほど経ちますが全然大丈夫なんですが…。

やはり個体差で当たり外れもあるのかも?しれないです。

ステルスミラーを探しているけど中華製は不安で嫌な方におすすめの信用できるメーカーの商品も貼っておきます。

SPAUTOのウイングミラー(ステルスミラー)

SPAUTOはバイクや車のミラーを中心に取り扱っているショップです。

この記事で紹介したステルスミラーより価格は上がりますが、レビューも高くてハズレも少なそうです。

Semspeedのウイングミラー(ステルスミラー)

Semspeedというメーカーはバイクのカスタムパーツを幅広く販売しているメーカーです。

恐らくリゾマ風ステルスミラーの中では、特に人気の商品だと思います。

ウイングミラー(ステルスミラのまとめ

個人的には満足いくカスタムでした。

見た目もカッコ良くなって、新鮮さを取り戻せてよかったです。

ただ、これまで以上に後方には気をつけて運転しようと思います。

商品リンクをいくつか載せていますので、興味を持たれましたら是非チェックしてみてください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

もしよろしければ、他の記事も読んでいってくださると嬉しいです。



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