安いのに高音質なコスパ最強バイクインカムおすすめ人気ランキング

ツーリング中に仲間と通話や音楽などを楽しめる便利アイテム、それが「バイクインカム」です。ビーコムやセナをはじめ、毎年さまざまなメーカーから最新モデルが登場しています。

とはいえ、音質・デュアルチップ・他社インカムとの接続可否など、製品によって価格や性能は大きく異なります。「できるだけ安い、でもしっかり通話できる高音質インカムが欲しい…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

この記事では、高音質で安いコスパ最強のバイクインカムおすすめ人気ランキングをご紹介!さらに、インカムの選び方や取り付け方法、他のインカムと繋がる仕組みについて、初心者にもわかりやすく解説します。

バイクインカムとは

バイクインカム(ビーコム)を操作している男性

バイクインカムとは、ヘルメットにマイクとスピーカーを取り付けて、ツーリング仲間や同乗者と通話ができるワイヤレス通信機器のこと。スマホとBluetooth接続すれば、音楽やナビの音声も聴けるため、より快適にツーリングを楽しむことができます。

仲間と会話を楽しめるのはもちろん、先導役としてルートを伝えたいときにも便利。インカムがあるだけで、ツーリングの快適さや楽しさがグッと広がります。

また、ソロツーリング派の方にもバイクインカムはおすすめ。通話機能がないモデルなら高音質かつ価格の安い製品が多いのも魅力です。

バイクインカムの仕組み

バイクインカムのパーツ

バイクインカムは、主に以下の4つのパーツで構成されています。

バイクインカムのパーツ
  • マイク:声を拾うためのパーツ。口元やチークパッド付近に設置。
  • スピーカー:耳元で音声を再生。ヘルメット内側に取り付け。
  • 本体ユニット:通信や操作を管理する中枢部分。
  • バッテリー:充電式で、長時間の使用にも対応。

これらが連携することで、走行中でもスムーズに音声のやりとりができる仕組みになっています。

Bluetooth接続(スマホとの連携)

スマホとBluetooth接続すれば、まるでワイヤレスイヤホンのようにバイクインカムを使うことができます。主に以下のような機能が利用可能です。

Bluetooth接続でできること
  • 音楽再生:スマホから流した音楽を聴ける。
  • ナビの音声案内:目的地までのルート案内を音声で確認できる。
  • 着信の応答:走行中でもその場で電話に出られる。

ソロツーリングでも活躍する機能が多く、安全かつ快適なライディングをサポートしてくれます。

インターコム通信(インカム同士の連携)

複数人でのツーリング時はインターコム通信が活躍します。これはバイクインカム同士を直接ペアリングして通話できる通信方法です。主に以下の2タイプがあります。

各インターコム通信の特徴
  • Bluetoothインターコム:2〜4人向け。通信距離は100m以内が目安。
  • メッシュインターコム:人数制限なく接続可能。各機器が互いに通信し、広範囲で安定した通話が可能。

メッシュインターコムは、複数のインカムが網の目のようにつながり、通信状態を自動で最適化します。メンバーが途中で抜けても通信が途切れず、戻ってきたら自動で再接続されるので大人数のツーリングも安心。

どちらの方式も、走行中の会話や合図などに便利で、より一体感のあるマスツーリングを楽しめます。



安いのに高音質!コスパ最強バイクインカムのおすすめ人気ランキング

ここからは、安いのに高音質な、コスパ最強バイクインカムのおすすめ人気ランキンングをご紹介します。

ランキングの選定基準は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトの売れ筋ランキング、SNSの口コミ、そして実際にバイクに乗る筆者が試着した感想をもとにしています。

※このランキングは決して商品の優劣を決めるものではありません。あくまで参考程度にご覧ください。

JESIMAIK(ジェスマイク)バイク用インカムR16 Pro

同時通話可能人数 6人
最大通信距離 1500m
ユニバーサル接続 あり
デュアルチップ あり
最大通話時間 15時間
ノイズキャンセリング あり
2台セット あり3台セットはこちら

高速走行中でもクリアな音質を楽しめるバイクインカム

良かった点

  • Amazonベストセラー1位(バイク用通信機器)
  • 音質が良く、ノイズも抑えられる
  • スピーカーが薄いので耳が痛くなりにくい

悪かった点

  • 特になし

バイク専用アンプと高音質スピーカーを搭載したモデルで、走行中でも周囲の騒音に負けないパワフルな音量とクリアな音質を実現。市販の11mmスピーカーに比べてわずか7mmの超薄型設計で、ヘルメットのフィット感を損なわず快適に装着できます。

最新のBluetooth 5.1に対応しており、通信は効率的かつ安定。ナビ音声や音楽を聴きながら通話できるデュアルチップ設計も魅力です。

同じ機種同士なら最大6人までの同時通話が可能で、通信距離は最大1,500mとマスツーリングにもおすすめ。IP67相当の防水・防塵性能も備えており、雨天やほこりの多い道でもタフに使える仕様です。

★★★★★

ノイズ除去が強力で、音質重視の方にもおすすめ!

高音質かつノイズ除去が強力で、音質重視の方も満足できる仕上がり。接続も簡単で、会話の遅延もほとんどなく、高級インカムから乗り換えを検討している方にもおすすめです。

メーカー JESIMAIK(ジェスマイク)
商品名 R16 Pro
品番 1811019016
カラー ブラック/ホワイト

FODSPORTSバイクインカム M1-S Pro

同時通話可能人数 8人
通信距離 500m(メッシュインターコム)
ユニバーサル接続 あり
デュアルチップ あり
最大通話時間 20時間
ノイズキャンセリング あり
2台セット あり

最大8人同時通話可能!大容量バッテリー搭載のバイクインカム

良かった点

  • 大人数のマスツーリングに最適
  • Bluetooth接続が早い
  • バッテリーの持ちが良い

悪かった点

  • 小雨や霧雨での長時間使用に対応していない

Bluetooth 5.0チップを搭載し、安定した接続と高音質な通話を実現。高性能アンプと大出力HI-FIスピーカーにより、高速走行中でも会話がクリアに聞こえるのが魅力です。

最大8人まで接続可能で、各インカム同士の通話距離は約500m。外部干渉で切れても自動再接続される設計で、ツーリング中の会話が途切れにくく安心です。ユニバーサル接続にも対応しており、他社インカムとの通信も可能。さらに2台のBluetooth機器を同時に登録できるマルチ接続にも対応しています。

900mAhの大容量バッテリーで最大20時間連続使用でき、1日ツーリングでもバッテリー切れの心配なし。IPX5防水防滴相当の防塵防水仕様で、小雨程度なら問題なく使えます。

★★★★★

接続性とバッテリー持ちが最強クラスに良い!

バッテリーの持ちがよく、接続もスムーズで使いやすいバイクインカム。大人数や他社のインカムとも接続も可能。ただし、防水性はそこまで高くないので、雨のなか長時間使用するのは避けたほうが良さそうです。

メーカー FODSPORTS
商品名 M1-S Pro
カラー ブラック

LEXINLX-B4FM バイクインカム

同時通話可能人数 10人
通信距離 最大1600m
ユニバーサル接続 あり
デュアルチップ なし
最大通話時間 12~15時間
ノイズキャンセリング あり
2台セット あり

最大10人同時通話、最大1600m通信可能なバイクインカム

良かった点

  • 最大10人まで同時通話可能
  • 他社インカムとの接続が簡単
  • 最大15時間通話できる

悪かった点

  • デュアルチップが非搭載

最大10人までのグループ通話が可能で、通信距離は最大約1.6km。Bluetoothでスマホと簡単に接続でき、ナビ音声・音楽再生・通話がシームレスに切り替わります。さらに、ユニバーサル接続にも対応しており、他社インカムとの接続も可能です。

バイク専用アンプと高音質スピーカーを搭載し、走行中の風切り音やエンジン音に負けないパワフルな音量とHi-Fiサウンドを実現。ノイズキャンセリング機能も備えているため、高速走行中でも通話や音楽を快適に楽しめます。

防水・防塵性能はIP67相当で、急な雨にも対応。800mAhの大容量バッテリーを搭載しており、15時間の連続通話が可能です。ワイヤーマイクとアームマイクの両方が付属しているので、フルフェイスやジェットなどさまざまなヘルメットに対応できます。

★★★★★

スマホや他社インカムとの接続が簡単&スムーズ

最大10人同時通話可能なだけでなく、スマホや他社インカムとの接続が簡単なのも魅力。ただし、デュアルチップを搭載しておらず、通話しながらナビや音楽が聞きたい方にはおすすめできません。

メーカー LEXIN
商品名 LX-B4FM
カラー ブラック

JESIMAIK(ジェスマイク)バイク用インカムR18Lite

同時通話可能人数 2人
最大通信距離 1500m
ユニバーサル接続 あり
デュアルチップ なし
最大通話時間 25時間
ノイズキャンセリング あり
2台セット あり

クリアな音質とノイズ除去が魅力の2人用バイクインカム

良かった点

  • Amazonベストセラー1位(バイク用通信機器)
  • クリアな音質かつノイズキャンセリング搭載
  • バッテリー持ちが良い

悪かった点

  • 同時通話できるのは2人まで

40mmドライバーと4種の音楽モードを搭載し、走行中でもしっかり聴こえる高音質と迫力の音量を実現。わずか7mmのスリムスピーカーで、ヘルメット装着時の圧迫感もなく、長時間でも快適に使えるバイクインカムです。

最大6人までの接続に対応し、2人同時通話や音楽・ナビ共有機能も搭載。FMラジオも楽しめて、タンデムやツーリング時の音の楽しみがグッと広がります。

IP67の防水・防塵性能に加え、大きめのボタン設計でグローブ装着時でも操作が簡単。5重ノイズ低減機能もあり、高速走行中でも風切り音を遮断できるのも魅力です。

★★★★★

高音質で安い!ソロやタンデム用におすすめ

上位モデルと同じく高音質スピーカーやノイズキャンセリング機能を搭載し、2人用としてさらに安い価格で手に入るため、ソロやタンデムなど少人数での使用におすすめです。

メーカー JESIMAIK(ジェスマイク)
商品名 R18Lite
品番 1821226001
カラー ブラック

Amisonバイクインカム

同時通話可能人数 10人
通信距離 2000m
ユニバーサル接続 あり
デュアルチップ なし
最大通話時間 28時間
ノイズキャンセリング あり
2台セット あり

最大10人同時通話可能!大容量バッテリー搭載のバイクインカム

良かった点

  • バッテリー持ちが良い
  • 最大10人まで同時通話可能
  • 大人数用インカムの中で比較的安い

悪かった点

  • デュアルチップが非搭載
  • 最大音量がやや小さい

最大10人までのグループ通話に対応し、通信距離は最大約2,000m。他社製インカムと1台までペアリングでき、ユニバーサル接続にも対応しています。

1,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大28時間の連続通話、33時間の音楽再生が可能。Type-C充電に対応しており、最短2時間でフル充電可能です。

DSP+CVCノイズキャンセリング技術を採用しており、風切り音対策によって会話も音楽も快適に。さらにFMラジオや音楽共有機能も搭載されており、Bluetooth接続でナビ音声や着信応答などの操作もスムーズに行えます。

★★★★★

バッテリー持ちが魅力のコスパ最強インカム

バッテリー持ちの良さと、取り付け方が簡単なのが定評のあるバイクインカム。音質はまずまずですが、最大音量がやや控えめなため、高速道路では聞き取りづらいと感じるかも。

メーカー Amison
商品名 バイクインカム
カラー ゴールド/ブルー/レッド

RUOEVAバイクインカム(OLEDディスプレイ)

同時通話可能人数 2人
通信距離 1000m
ユニバーサル接続 あり
デュアルチップ なし
最大通話時間 50時間
ノイズキャンセリング あり
2台セット なし

液晶ディスプレイ搭載で使いやすい!激安バイクインカム

良かった点

  • 接続状況やバッテリー残量を確認できる
  • バッテリーの持ちが良い
  • 価格が安い

悪かった点

  • 障害物によって会話が途切れることがある
  • FMラジオの感度が悪い

OLEDディスプレイとLEDライトを搭載したバイクインカム。画面に接続状況やバッテリー残量などが表示されるため分かりやすく、LEDライトで夜間走行の視認性もアップ。

Bluetooth5.3対応で安定した接続と高速通信を実現。最大1000mの通信距離で通話可能です。また、ノイズキャンセリング機能により、風切り音やエンジン音を抑えてクリアな音質をキープ。

1000mAhの大容量バッテリーで、最大50時間の通話・60時間の音楽再生が可能。Type-C充電対応で、2.5時間でフル充電できます。

★★★★★

バッテリー残量を確認したい方におすすめ!

接続状況やバッテリー残量、再生中の曲名まで確認できて便利。会話が途切れたり、FMが受信しづらいこともありますが、価格を考えればコスパ最強だと思います。

メーカー RUOEVA
商品名 バイクインカム(OLEDディスプレイ)
型番 BT10
カラー ブラック

YOMES2 Plus バイクインカム

同時通話可能人数 10人
通信距離 2000m
ユニバーサル接続 あり
デュアルチップ なし
最大通話時間 40時間
ノイズキャンセリング あり
2台セット なし

音質・接続・機能性も満足!バランス型バイクインカム

良かった点

  • Bluetooth5.2で接続がスムーズ
  • バッテリー持ちが良い
  • 日本語の音声アシスタントで使いやすい

悪かった点

  • 他社インカムとの接続に癖がある
  • 接続台数が増えるとノイズが大きくなる

最大10人でグループ通話ができる、Bluetooth5.2対応のバイクインカム。通信安定性が高く、障害物のない環境では最大2000mの通話が可能です。

CVC8.0ノイズキャンセリングで風切り音やエンジン音をしっかり抑え、通話や音楽がクリアに楽しめます。さらに、音楽共有やFMラジオ、日本語音声アシスタントにも対応しており、使い勝手の良さも魅力です。

1000mAhバッテリーを搭載し、最大40時間の通話・50時間の音楽再生が可能。防水性能もIP67相当で、雨の日のツーリングも安心です。

★★★★★

バランスのとれたコスパ最強インカム!他社接続は若干癖あり

音質や操作性が良く、付け方も簡単で価格も安いのが魅力のバイクインカム。他社インカムとの接続に関しては取扱説明書が読みづらいので、Youtubeを参考にするのがおすすめです。(S2 Plusと他社インカムを接続する方法

メーカー YOME
商品名 S2 Plus
カラー ブラック

MomanH2 Pro バイクインカム

同時通話可能人数 2人
通信距離 1000m
ユニバーサル接続 あり
デュアルチップ なし
最大通話時間 20時間
ノイズキャンセリング あり
2台セット あり

高音質×お得な2台セット!コスパ最強の2人用バイクインカム

良かった点

  • 高音質でノイズ除去も強力
  • 単体でも安い、2台セットでの購入も可能
  • アフターサポートが迅速との声が多い

悪かった点

  • 2人用なのでマスツーリングには不向き
  • 遮蔽物によって、距離がグッと短くなる

2台セットでの販売もある、コスパ最強の2人用インカム。高音質&最大1000mの通信が可能で、Bluetooth5.1にも対応。ハンズフリー通話や音楽再生も快適に使えます。

付け方はバッククリップまたはベルクロで簡単。また、フルフェイスやジェットなど、幅広いヘルメットに装着できます。

防水性能はIP65相当で突然の雨でも安心。20時間の連続使用ができる900mAhバッテリーを搭載しており、ロングツーリングにも使えます。

★★★★☆

ソロやタンデムにおすすめ!通信は遮蔽物に弱い

高音質で風切り音対策もよく効き、音楽や会話をしっかり聞き取れます。ただし、遮蔽物によって通信が途切れやすく、ソロやタンデムでの使用がメインであれば、必要な機能を備えている優秀なバイクインカムです。

メーカー Moman
商品名 H2 Pro
カラー シルバー/ブラック/ブルー/ミントグリーン/レッド/カーボン



バイクインカムの選び方

ここからはバイクインカムを選ぶ際にチェックするべき「6つのポイント」をご紹介します。

ツーリング仲間と同じメーカーがおすすめ

バイクインカムは、同じメーカー同士なら基本的に問題なく接続でき、ペアリングもスムーズです。通信方式や仕様が統一されているため、音飛びや通話の切断が少なく、安定した会話がしやすいのが魅力です。

一方で、異なるメーカーのインカム同士では、相性によっては接続できないことも。たとえ接続できたとしても、音質や通話の安定性に差が出るケースがあります。

ツーリングメンバーが固定でない場合は、「ビーコムシリーズ(サインハウス)」や「SENA(セナ)」がおすすめ。どちらも日本国内で特に人気が高く、インカムの話になると「どっちを使ってる?」って会話になるほど定番のブランドです。

SYGN HOUSE B+COM(サインハウス ビーコム)のおすすめバイクインカム

サインハウス B+COM(ビーコム) SB6XR

B+COM(ビーコム)SB6XR

SYGN HOUSE(サインハウス)
AmazonRakuten

SENA(セナ)のおすすめバイクインカム

SENA 50S ブラック

SENA 50S

SENA
AmazonRakuten

ユニバーサル接続対応モデルなら他社インカムと接続可能

異なるメーカーのインカム同士で他社接続することを「ユニバーサル接続」といいます。多くのインカムでは、ユニバーサル接続は1台までが一般的ですが、ビーコムやSENAなど一部の上位モデルは、複数台との接続にも対応しています。

とくにビーコムシリーズは、ユニバーサル接続の方式が2種類用意されています。よって、ビーコムが中継役のように動作し、1台で最大2台のインカムと他社接続することが可能です。

一方、SENAのユニバーサル接続は基本的に1対1ですが、「メッシュインターコム」対応モデル同士であれば、インカム同士が自動で通信ルートを最適化し、最大8人でのグループ通話が可能になります。

そのため、少人数で他社インカムを使うなら「ビーコムシリーズ」、大人数のグループツーリングなら「SENAのメッシュ対応モデル」がおすすめです。

人数に合わせて最大同時通話人数をチェック

バイクインカムに求める機能は、使用する人数やシーンによって変わってきます。

たとえば、さまざまな方とツーリングされる方は、ビーコムやSENAなどのユニバーサル接続対応モデルが便利ですが、特定の相手とのツーリングやソロがメインの方にはオーバースペックかもしれません。

タンデムが多いなら通常より安い「2台セット」がおすすめ

「いつも決まった相手とツーリングに行く」「タンデムすることが多い」という方は、2台セットで販売されているバイクインカムがおすすめ。

単品で購入するよりも安いことが多く、ツーリング仲間と一緒に2台セットを購入すればコスパ最強。同じメーカーなので、ペアリングがスムーズなのも魅力です。

ソロツーリング派には通話機能を省いた安い「音質重視モデル」がおすすめ

ソロで走ることが多い方は、通話機能を省いたシンプルなモデルがおすすめ。

通話機能を省いたぶん価格がグッと安いので、「誰かと通話する予定はないけど、音にはこだわりたい」そんな音質重視のソロ派ライダーにぴったりです。

音質の良いバイクインカムの選び方

バイクインカムの音質は、ツーリングの快適さを大きく左右します。とくに音楽を楽しみたい方や、ナビ音声をしっかり聞き取りたい方にとって、音質は重要なポイントですよね。

バイクインカムの音質は、主に次のような要素によって決まります。

バイクインカムの音質を決める要素
  • ノイズキャンセリング機能:風切り音やエンジン音を軽減し、音がクリアに聞こえる
  • スピーカーの品質:音の厚みや高音・低音のバランスに直結
  • Bluetoothのバージョン:新しいバージョンほど音飛びや遅延が少なく、安定して高音質
  • 対応コーデック:aptXやAACなどに対応していると、よりクリアなサウンドが楽しめる

また、同じインカムでも、ヘルメットとの相性やスピーカーの取り付け位置によって、聞こえ方は大きく変わります。できるだけスピーカーが耳に近づくように調整することで、音質が改善されることが多いですよ。

ただし、スピーカーが耳に当たりすぎると、長時間の使用で痛みや不快感の原因になることも。スポンジパッドなどを活用しながら、自分にとってベストな位置を見つけてみてくださいね。

バッテリー持続時間は10時間以上がおすすめ

バイクインカムのバッテリー持続時間は、機種や使用状況によって大きく異なりますが、一般的には10時間以上が目安です。日帰りツーリングであれば、十分な容量と言えるでしょう。

ただし、ロングツーリングに出かける方は、途中でバッテリーが切れてしまうと通話やナビが使えなくなり、不便な思いをすることも。音楽やナビ音声によって、通話のみの場合と比べてバッテリーの減りが異なるため、20時間以上の大容量モデルを選んでおくと安心です。

あまり長時間インカムを使わない方でも、バッテリーが長持ちするモデルを選べば、毎回充電する手間が減ってストレスも少なくなります。使用頻度に関係なく、なるべくバッテリー持続時間が長いインカムを選んでおくのがおすすめですよ。

通話とナビを同時に使える「デュアルチップ搭載」がおすすめ

バイクインカムには、「シングルチップ」と「デュアルチップ」という2種類のモデルがあります。チップとはBluetoothでスマホやナビとつなぐための接続口のようなもの。1つのチップでつなげられるのは1台だけなので、同時に複数の音は扱えません。

つまり、シングルチップのインカムでは、通話中にナビ音声が聞こえなかったり、どちらか一方の音声が途切れてしまう場合があります。

その点、デュアルチップ搭載モデルなら、通話しながらナビ音声も聞けるため、走り慣れていない道でも安心です。ナビと通話、どちらもよく使うという方は、デュアルチップモデルを選ぶのがおすすめです。

IPX6相当の防水性だと雨の日でも安心

防水性を表す際には、「IPX」という指標が用いられます。IPXとは、「International Protection code(国際保護等級)」の略称で、機械や電子機器が水や異物にどれくらい耐えられるかを表す国際的な規格です。

防水性能を示す等級は「IPX0」から「IPX8」までの9段階に分かれていて、数字が大きいほど防水性能が高いことを意味します。

等級 水の侵入に対する保護レベル
IPX0 水に対しての防護なし
IPX1~2 垂直または斜めからの水滴に耐える(小雨程度)
IPX3~4 シャワーや水しぶきに耐える(雨や洗車時の水滴)
IPX5 あらゆる方向からの噴流水に耐える(強めの雨風でもOK)
IPX6 強い水流(100L/分)を浴びても浸水しない ← ココ重要!
IPX7 一時的に水中に浸してもOK(30分以内)
IPX8 継続的な水中使用にも耐える(防水スマホなど)

バイクインカムは、常に雨風にさらされるリスクのある機器。突然の雨に耐えられるIPX6相当の防水性能を備えたモデルを選んでおくと安心です。

IPX6相当の防水性能を備えているものなら、以下のような状況でも安心です。

IPX6相当のバイクインカムのメリット
  • 突然の雨でもしまう必要がない
  • 高速走行中の横風+雨粒が叩きつけるような状況でも耐える
  • 雨だけでなく、洗車時の水しぶきなども耐えられる
  • 長時間のツーリング中、ずっと濡れている状態でも安心

とくにバイクインカムは常にヘルメットに取り付けられており、頻繁に取り外したりするものではありません。濡れて当たり前、濡れても大丈夫なものを選ぶのは大前提です。

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AWABLOGは、僕がバイクツーリングで訪れた場所や、バイクのカスタム、バイク関連の役に立つ情報を発信する個人メディアです。ツーリングで行って良かった場所、ツーリング中に出会った美味しい店などを紹介しています。 関西在住なので主に関西のツーリングスポットが多め。 バイク乗りに人気び定番ツーリングスポットはもちろん、誰も知らないような場所を開拓するのが好きなので、AWABLOGを通じて多くの人に広めるために定期的に更新していきます。ぜひ気になる記事があれば読んでみてください。

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