Touring spot 2024/11/16
兵庫県淡路市へ2台のNinja400で日帰りツーリング。ニジゲンノモリなどの観光地、明石海峡大橋やうずしおなどの絶景を眺めながらのバイクは爽快。また、玉ねぎを使った淡路島バーガー、新鮮な生しらす丼やお寿司など絶品グルメも満載。淡路島ツーリングでおすすめの観光地やグルメ、インスタ映えするバイク撮影スポットをご紹介します。
どうも、AWA(@awa_ninja400)と申します。
先日、同じNinja400に乗っているお友達と、人生初の「淡路島日帰りツーリング」に行ってきました。
行ってきた感想は、淡路島はバイク初心者にもおすすめできる、絶景スポットや美味しいグルメが豊富な最高のツーリングスポットでした。
淡路島は広くて観光地も多いですが、たとえバイク初心者の方でも、日帰りで観光地を回りながら一周することは十分可能です。
しかし、ツーリングに行く際は、絶景スポットやグルメを下調べしないとスムーズに観光することができませんよね。
この記事では、淡路島の観光地や絶景スポット、美味しいグルメを満喫し、日帰りで一周できるツーリングルートをご紹介します。
バイク初心者の方にもおすすめのツーリングスポットでしたので、気になった方はぜひ参考にして淡路島ツーリングへ出かけてみてください。
ツーリングルートを決めるには、淡路島を一周するのにバイクで何時間かかるのかを知っておきたいですよね。
淡路島一周の距離は約150km。参考までに、滋賀の琵琶湖一周が約200kmなので、バイク初心者の方でも淡路島は日帰りで一周することができるでしょう。
では、淡路島を一周するのにバイクで何時間かかるのかというと、「休憩込みで約4時間」です。
観光地周辺では渋滞が発生することもありますが、午前中からツーリングを始めれば、一周しながら観光を楽しむ余裕が十分にあります。
神戸・大阪方面からバイクで淡路島へアクセスする場合、神戸淡路鳴門自動車道を利用して明石海峡大橋を渡ります。
ルートはいくつかありますが、ここでは一般道でなるべく料金を抑えたルートをご紹介します。
神戸淡路鳴門自動車道は、国道2号線に直接連結していないため、一般道から淡路島へ向かう場合は、北側の「垂水IC」から入って明石海峡大橋を渡るルートを取ります。
僕のバイクにはETCが付いていないので、現金で通行料金を支払ったのですが、片道2,040円もかかってしまいました。(トホホ…)
バイクの料金は軽自動車と同じで、ETC搭載車なら片道760円になります。料金が半額以上に割引されるので、淡路島へ行く場合はETCの導入がおすすめ。
以下の料金表は、2014年4月の高速道路料金改正で適用された料金になります。
最新の料金や交通情報などは、JB本四高速 公式サイトをご確認ください。
ETC搭載車料金 | 760円(平日・土日祝日を問わず) |
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現金車料金 | 1,940円(平日・土日祝日を問わず) |
料金所で支払いを済ませ、楽しみにしていたうちの1つ「明石海峡大橋」へと向かいます。
明石海峡大橋は兵庫県神戸市と淡路島の間を繋ぐ、世界最大級のつり橋で、全長3,911m、中央支間長1,991mという驚異的なスケールを誇ります。
世界最長のつり橋というだけあって、橋を渡り始めるとその終点が全く見えず、まるで海の上を飛んでいるかのような絶景が続きます。
「明石海峡大橋はバイクが流されるほど風が強い。」と聞いていたのですが、天気があまり良くない日でも思ったほど運転に影響はありませんでした。
「こんな大きな橋、どうやって作ったんだろう?」と思いながら、作った会社、作った人々への尊敬の念を抱きつつ淡路島を目指します。
明石海峡大橋は高速道路なので、原付や、原付二種(125cc以下)では通行することができません。
ですので、125cc以下のバイクは「淡路ジェノバライン」というフェリーを利用する必要があります。(正直、橋よりも楽しそう)
バイクの他にも自転車や電動スクーターの積載も可能。ただし、残念ながら125cc以上のバイクやミニカーは積載不可となっています。
淡路ジェノバラインの所要時間は10分ほどなので、船酔いが心配な方でも我慢できる距離ではないでしょうか。(もちろん個人差あり)
気になるのは料金ですよね。「フェリーで渡るなんて絶対高いじゃないか。」と、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
なんと、たった1,000円ちょっとでバイクをフェリーに乗せれちゃうんですよね。詳しくは下記の料金表をご参照ください。
大人運賃 | 600円 |
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小人運賃 | 300円 |
幼児運賃 | 大人1名につき1名無料 |
バイク | 550円 |
自転車 | 280円(電動キックボードも自転車料金) |
バイクの場合 | 大人運賃600円+小型自動二輪550円=1,150円 |
上記の料金は2023年4月1日改定のものになります。
9:00~17:00(11:40~13:00は取り扱い不可)の間は、窓口にて電子マネー・クレジットカードに対応しています。
住所 | 〒673-0892 兵庫県明石市本町2丁目10-1 |
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営業時間 | 月曜~金曜 平日ダイヤ 5時20分~23時40分 土曜・日曜・祝祭日ダイヤ 6時00分~23時40分 |
Webサイト | 淡路ジェノバライン |
電話番号 | 078-918-2411 |
まずは、明石海峡大橋を渡ってすぐの「道の駅あわじ」に立ち寄りました。
駐車場はとても広いのですが、淡路島は人気のツーリングスポットなのでバイク駐車場はすでに満車。警備員さんに誘導され、車用の駐車場に停めさせていただきました。
道の駅あわじには、淡路島ならではの「淡路島バーガー」や「しらす丼」などのグルメやお土産が豊富にそろっています。ランチやお土産を楽しみたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
道の駅あわじの裏手からは、明石海峡大橋を間近に眺めることができ、時間帯によっては「うずしおクルーズ」の船も見られます。
うずしおクルーズの船があまりに大きく、橋に接触するのではと、みなさんハラハラしながら見守っていました。
住所 | 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋1873-1 |
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営業時間 | 月曜日 9時30分~17時30分 火曜日 9時30分~17時30分 水曜日 9時30分~17時30分 木曜日 9時30分~17時30分 金曜日 9時30分~17時30分 土曜日 9時00分~17時30分 日曜日 9時00分~17時30分 |
Webサイト | 公式 道の駅あわじ |
電話番号 | 0799-72-0001 |
道の駅あわじから車で10分ほどの場所にある淡路島の人気観光地、「ニジゲンノモリ」にやってきました。
ニジゲンノモリは、ゴジラやモンスターハンター、クレヨンしんちゃんなど、アニメとコラボしたアスレチックが楽しめるテーマパークです。
入園してまず目に飛び込んできたのは、ドラゴンクエストのお城。そこにいる大きなスライムがとても可愛らしく、学生時代にドラゴンクエストに夢中だった頃を思い出しました。
特に印象的だったのは、世界最大の実物大ゴジラ!迫力満点で、まるでゴジラの口に吸い込まれるようなアトラクションは、外国人観光客にも大人気でした。
ゴジラのお土産ショップの前には、ゴジラの着ぐるみを着たハム太郎がお出迎え。観光客に囲まれてとても忙しそうだったのだ。
さらに少し歩くと、モンスターハンターのアトラクションとお土産ショップも発見。モンハンは自分にとって青春そのもので、お友達とモンハントークでかなり盛り上がりました。
その奥には、クレヨンしんちゃんやNARUTO、BLEACHのアトラクションを楽しめるエリアもあります。NARUTOなどのコスプレをした観光客の方もいて、さらに楽しめました。
ニジゲンノモリのアトラクション料金は、常に金欠な僕には少しお高めだった印象。しかし、パーク内を散策しただけでも、無料で楽しめるくらい魅力的なテーマパークでした。
また、ニジゲンノモリはアトラクションだけでなく、広大な広場もあるので、子連れの方にもおすすめの場所です。
住所 | 〒656-2401 兵庫県淡路市楠本 2425番2 |
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営業時間 | 月曜日 10時00分~22時00分 火曜日 10時00分~22時00分 水曜日 10時00分~22時00分 木曜日 10時00分~22時00分 金曜日 10時00分~22時00分 土曜日 10時00分~22時00分 日曜日 10時00分~22時00分 |
Webサイト | 【公式】ニジゲンノモリ |
電話番号 | 0799-64-7061 |
ランチを食べに、淡路島の海沿いの道へ。天気は曇りでしたが、目の前に海が広がり、つい見とれるほどの絶景でした。
淡路島の道路は比較的きれいに舗装されており、緩やかなワインディングロードが続きます。海風を感じながらのツーリングは、ストレスが吹っ飛ぶような感覚がありますね。
今回の淡路島ツーリングのランチは、あの令和の虎の虎達も絶賛していた淡路島バーガー専門店「SHIMAUMA BURGER」に決定しました。
僕たちは「淡路島本店」を訪れましたが、淡路島には2店舗があり、大阪には5店舗、さらに奈良・京都・三重・名古屋にも各1店舗展開しているチェーン店とのことです。
SHIMAUMA BURGER 淡路島本店は、コンテナ型の外観と、店舗前に広がる芝生がおしゃれで、子連れの方でもリラックスできる雰囲気でした。
お会計は1グループごとにまとめて支払うルールで、僕は「SHIMAUMA BURGER」、友人は「ダブル SHIMAUMA BURGER」を注文。なんと、友人が奢ってくれることになり、ありがたくご馳走になりました。
ブザーが鳴り、商品を受け取りに行くと、食べ応えがありそうな大きな淡路島バーガーが登場!通常サイズでも十分なボリュームでしたが、ダブルサイズは食べ方に悩むほどの大きさでした。
大きく口を開けてかぶりつくと、柔らかいバンズとジューシーなパティ、そしてサクサクと甘い淡路島産玉ねぎフライが相性抜群で、思わず笑みがこぼれました。
料金も1,000〜2,000円程度で、観光地にしてはお手頃なランチ価格だと思います。
淡路島グルメには豊富な選択肢がありますが、ランチにはこの淡路島バーガーを自信を持っておすすめできる美味しさでした。また、SHIMAUMA BURGERではおしゃれな包装でのテイクアウトも可能なので、瀬戸内海の絶景を眺めながら楽しむのもおすすめです。
住所 | 〒656-1602 兵庫県淡路市育波459 ガーデンテラス アワジアンカフェ |
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営業時間 | 月曜日 11時00分~17時00分 火曜日 11時00分~17時00分 水曜日 11時00分~17時00分 木曜日 11時00分~17時00分 金曜日 11時00分~17時00分 土曜日 11時00分~17時00分 日曜日 11時00分~17時00分 |
Webサイト | 【公式】淡路島バーガー専門店 SHIMAUMA BURGER |
電話番号 | 070-9297-0508 |
ランチを済ませた後、反対側の海岸沿いにある「淡路島 オートバイ神社」というスポットに立ち寄ることにしました。
正直、想像していたバイク神社とは少し違いましたが、ポップなイラストや看板、小さな鳥居が特徴的な可愛らしい神社でした。
このようなバイク神社は、一般社団法人日本二輪車文化協会が2014年から全国で設置を進めており、淡路島のオートバイ神社はその12番目の設置だそうです。
バイク神社には2階建ての社務所があり、1階ではおみくじを引いたり、交通安全のお守りを自販機で購入することができます。お土産としても喜ばれるかもしれませんね。
せっかくなのでおみくじを引いてみました(料金は1回100円)。淡路島から滋賀までの道中が長いため、事故に遭わないようできるだけ良い運勢が出ることを願います。
結果は「吉」でした。時には諦めも肝心とのことで、淡路島一周を断念して折り返すという選択は正解だったのかも。
もし凶が出たら、淡路島のホテルで宿泊してたかもれません(笑)。凶が出てしまったら、事故が怖くてバイクに乗るのもためらってしまいそう。
住所 | 〒656-2121 兵庫県洲本市安乎町平安浦25 |
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Webサイト | 一般社団法人 日本二輪車文化協会 |
電話番号 | 0799-28-1155 |
淡路島でインスタ映えする絶景のバイク撮影スポットをお探しの方には、「グリッチ坂」がおすすめです。
SNSや他のサイトでも詳細な場所があまり公開されておらず、僕もGoogleマップを駆使してようやくたどり着いた穴場スポットです。
グリッチ坂はかなり急勾配ですが、頂上からは明石海峡大橋や瀬戸内海、神戸市まで一望できる絶景スポットです。日中は真っ青な海が広がり、夜にはライトアップや夜景を楽しむことができます。
グリッチ坂で撮影したバイク写真を何枚かインスタグラムにアップしています。ぜひご覧いただけると嬉しいです。
バイク初心者の方に覚えておいていただきたいのは、坂の上にバイクを駐車する際は必ずギアを1速に入れておくことです。グリッチ坂は長く、勾配がきつい坂道なので、ニュートラルのままだとバイクが動いてしまい、事故につながるリスクがあります。
夜にバイクを撮影する場合は、ライトと三脚が必須です。自己流ですが、夜にバイクを撮る方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
住所 | 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋 |
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淡路島には観光地が多いため、ホテルに宿泊でもしない限り、一周しながらすべてのスポットを巡るのは難しいでしょう。
そこで、僕が調べた中でも特に良さそうな観光地をGoogleマップにまとめてみました。
ぜひこちらの「淡路島おすすめツーリングルート」を参考にしてみてください。
淡路島にはまだまだ魅力的なスポットがたくさんあります。気になる場所をこのツーリングルートにぜひ追加してみてくださいね。
バイクをレンタルして淡路島をツーリングしたい方には、「Honda Dream 垂水」がおすすめです。
淡路島内にもレンタルバイク店はありますが、明石海峡大橋をバイクで渡りたいという方も多いはず。「Honda Dream 垂水」は店舗から垂水ICまで近いので、レンタル後すぐに明石海峡大橋を渡れます。
気になった方は、Honda Dream 垂水のホームページをぜひ覗いてみてください。
住所 | 〒655-0861 兵庫県神戸市垂水区下畑町1400-11 |
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営業時間 | 月曜日 10時00分~18時30分 火曜日 10時00分~18時30分 水曜日 定休日 木曜日 定休日 金曜日 10時00分~18時30分 土曜日 10時00分~18時30分 日曜日 10時00分~18時30分 |
Webサイト | Honda Dream 垂水 |
電話番号 | 078-752-3315 |
淡路島は、自然豊かな景色と美味しいグルメが魅力のバイクツーリングにぴったりのスポット。バイクなら約4時間ほどで一周できるため、宿泊してじっくり観光するのはもちろん、日帰りでも十分に楽しめます。
観光地が豊富なため、日帰りで一周するなら絶景スポットとランチのお店を事前に選んでおくのがおすすめ。さらに、ツーリングルートを決めておけたら完璧です。
この記事を参考にしていただき、自然豊かな淡路島ならではの絶景やグルメを、ぜひ楽しんできてください!
About AWA BLOG.
AWABLOGは、僕がバイクツーリングで訪れた場所や、バイクのカスタム、バイク関連の役に立つ情報を発信する個人メディアです。ツーリングで行って良かった場所、ツーリング中に出会った美味しい店などを紹介しています。 関西在住なので主に関西のツーリングスポットが多め。 バイク乗りに人気び定番ツーリングスポットはもちろん、誰も知らないような場所を開拓するのが好きなので、AWABLOGを通じて多くの人に広めるために定期的に更新していきます。ぜひ気になる記事があれば読んでみてください。
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