Touring spot 2025/05/07

【山梨】富士山満喫バイク旅!絶景を堪能、ほったらかし温泉&平野の浜へツーリング

バイクで富士山を満喫するなら、山梨県の「ほったらかし温泉」と「山中湖・平野の浜」がおすすめ。ほったらかし温泉からは富士山と甲府盆地を眺望でき、「日本一の絶景露天風呂」と口コミで絶賛。平野の浜は、富士山を背景にバイクの写真を撮影できる人気スポット。富士山の絶景を堪能できる、2つのおすすめツーリングスポットを詳しくご紹介。

Contents

4月に入って気温も暖かくなり、いよいよ待望のバイクシーズンがやってきましたね。

冬の間はなかなかバイクに乗れずウズウズしていた僕は、思いっきり走りたくて、滋賀県から山梨県まで1泊2日の下道ツーリングへ出かけました。

山梨県には富士山を中心に、見どころ満載の観光スポットが点在していますが、今回のツーリングでどうしても訪れたかったのが「ほったらかし温泉」と「平野の浜」。

この記事では、ほったらかし温泉と平野の浜への行き方や魅力、富士山とバイクの写真も交えながら、ツーリングの様子をご紹介します。

富士山の絶景をバイクで堪能したい方や、静岡・山梨方面のツーリング先を探している方におすすめの内容なので、ぜひ参考にしてみてください!

ほったらかし温泉とは

早朝のほったらかし温泉の入り口の看板

ほったらかし温泉は山梨県山梨市にある日帰り温泉施設。

1日に平均300〜500人、多い時には全国から3,000人のお客さんが訪れる大人気の温泉です。

「あっちの湯」と「こっちの湯」という2種類の温泉があり、露天風呂からは富士山や甲府盆地を眺めることができます。

ほったらかし温泉の営業時間は日の出によって変動する

ほったらかし温泉の営業時間はちょっと特殊で、「日の出の1時間前」にオープンします。

日の出の時刻に合わせ月ごとに開場時間が変わるので、入浴しながら日の出を待ちたい方は、事前に確認しておくのがおすすめです。

12・1・2月 6:00前後 開場
3月 5:30前後 開場
4月 4:30前後 開場
5・6・7月 4:00前後 開場
8・9月 4:30前後 開場
10月 5:00前後 開場
11月 5:30前後 開場

ほったらかし温泉の料金一覧

ほったらかし温泉の券売機

ほったらかし温泉の入浴料は、大人(中学生以上)は900円、子供(0〜小学6年生まで)は400円です。

ほったらかし温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」という2種類の温泉がありますが、どちらも値段は変わりません。

バスタオルは1000円、浴用タオルは200円で購入できるので、手ぶらでも気軽に立ち寄れますよ。

ほったらかし温泉の料金一覧表
メニュー 料金 備考欄
入浴料(大人) 900円 中学生以上
入浴料(子供) 400円 0歳~小学6年生まで
平日回数券 8000円
  • 10枚綴り
  • (土日祝日及び1/1〜3・8/13〜15は利用可能)
バスタオル 1000円
タオル 200円

ほったらかし温泉へのアクセス

住所 〒405-0036 山梨県山梨市矢坪1669−18
ウェブサイト http://www.hottarakashi-onsen.com/
電話番号 055-323-1526

ほったらかし温泉へツーリング開始

山梨県甲府市の快活CLUB

滋賀県から山梨県甲府市へ下道で約9時間ほどかけて到着。久々のツーリングだったので楽しめましたが、長時間の運転と日本アルプスの気温の低さ(当日は気温1度)に身体はヘトヘトに…。

午後10時、快活CLUBに到着しました。人生初の快活CLUBだったので、ワクワクしながら入店しましたが…。

快活クラブの飲み放題カフェにヘルメットやダウンジャケットを置いている様子

まさかのソファー席が満席で、飲み放題カフェという机とイスのみの席で一夜を過ごすことに…。明日のために、1秒でも長く目を閉じて休憩することにしました。

午前4時、机とイスだけだったおかげか、タイマー無しでもスッと起きられました。ほったらかし温泉の4月の営業時間は午前4時半からなので、幸先はめちゃくちゃ良き。

快活クラブからほったらかし温泉までは、バイクで約20分ほどで到着します。ほったらかし温泉は標高700mという高地にありながらも、アクセスがめちゃくちゃ良いんです。

暗い道路でバイクを運転しているライダー目線

先述の通り、ほったらかし温泉の標高は約700mなので、上り坂をひたすら登っていきます。

意外にも道路はきれいに舗装されており、とても走りやすかったです。ただし、街灯がなく真っ暗なので、慎重に走らないといけないし、何より1人だとめちゃくちゃ怖かったです。

ほったらかし温泉のバイク駐車場に到着

ほったらかし温泉のバイク駐車場に停まっている黒のバイクと夜景

午前4時半、ほったらかし温泉のバイク駐車場に到着しました。

既に車は10台ほど停まっており、バイク駐車場に停まっているのは僕のバイクのみ。時期にもよるかもしれませんが、土曜日でも営業時間前はけっこう閑散としてました。

ほったらかし温泉のバイク駐車場の入り口

ほったらかし温泉の駐車場は、車用とバイク・自転車用の2箇所用意されており、バイク駐車場は車の駐車場の少し手前にある坂を登る必要があります。

ほったらかし温泉の車用駐車場に停まっている黒色のバイク

間違えて車の駐車場に入っちゃったんですが、砂利道でバイクだと走りにくくスタンドもずれそうで、やはりバイクを停めるには向かない印象でした。

バイク駐車場は一面コンクリートになっているので、バイクを動かしやすく、駐車中にバイクが倒れる心配も少なくて安心です。

券売機で「入浴券」と「タオル」を購入

ほったらかし温泉の大人用入浴券とタオルの引換券

開場を待つ間に、「入浴券(900円)」と「タオル(200円)」を券売機で購入。バスタオルも気になりましたが、荷物になるためコンパクトな手拭いサイズをチョイスしました。

この200円のタオル、いわゆる温泉用の手拭いですが、意外としっかりしていて体を拭くには十分。コスパ良しでおすすめです。

ほったらかし温泉のあっちの湯の入り口

「ただいま開場しま〜す」とスタッフの方が呼びかけてらしたので、チケットを手にいざ「あっちの湯」へ!

画質が少し荒くて恐縮ですが…ちらっと見える甲府盆地の夜景にワクワクが止まりません。あの絶景を眺めながらの露天風呂、もう期待が膨らむばかり!

ほったらかし温泉のあっちの湯の番台

中へ入ると、ニコニコで優しそうな番台さんがお出迎え。購入済みのチケットを渡し、タオルを頼んだ方はここで受け取ります。

ほったらかし温泉のバスタオルとタオル

ちなみに、バスタオルとタオルには、ほったらかし温泉オリジナルのデザインが施されています。

中でもバスタオル(1,000円)は、まさかの“すっぽんぽんの殿様”デザイン!思わずクスッとくる個性的なイラストで、次回はぜひゲットしたいところ。

貴重品ロッカー(有料)があるので安心

ほったらかし温泉のあっちの湯の靴箱と貴重品ロッカー

あっちの湯には、ずらりと並んだ下駄箱のすぐ横に貴重品用のロッカーがあります。脱衣所内にも鍵付きロッカーがあり、いずれも利用には100円が必要。(返却式ではないので注意)

ほったらかし温泉のあっちの湯の脱衣所
引用元:楽天トラベル

脱衣所のロッカーは銭湯によくある大きめサイズ。個人的には脱衣所のロッカーの方がまとめて収納できるのでおすすめです。

また、脱衣所には鍵付きロッカーのほかに衣類を置くためのカゴも用意されています。ただしこちらは鍵がなく、貴重品を置いておくには危険なので、混雑時などは下駄箱横の鍵付きロッカーの利用が安心です。

ほったらかし温泉「あっちの湯」で日の出を迎える

ほったらかし温泉の日の出前のあっちの湯
引用元:ほったらかし温泉 ほーむぺーじ

シャワーでしっかりと身体を洗ってから露天風呂へ。屋内にもお風呂があるので、寒い時期は身体を温めてから外に出るのもアリ。

露天風呂はややぬるめで、日の出まで浸かるのには丁度いい温度。最初は甲府盆地の夜景がキラキラしてて、空がだんだんと明るくなってくると、富士山のシルエットが少しずつ浮かび上がってきます。

入浴すること約40分後、ついに山の向こうからゆっくりと日の出が出現。眩しくて目を開けれませんでしたが、日の出を浴びながら浸かる温泉は、言葉にならないほどの贅沢なひとときでした。

気づけば露天風呂はかなりの混み具合に。脱衣所が混む前に、サクッと上がることにしました。

ほったらかし温泉「気まぐれ屋」で朝ごはん

ほったらかし温泉の気まぐれ屋

お風呂から上がった後は、ほったらかし温泉の「気まぐれ屋」という食事処で朝ごはんタイム。

気まぐれ屋の営業時間は、日の出から午前9時30分ごろまで。夜中から日の出を求める入浴客に対して「食事処がないのは申し訳ない」という素敵な理由からスタートしたそう。

気まぐれ屋の朝食メニュー料金一覧

ほったらかし温泉の気まぐれ屋のメニュー

気まぐれ屋のメニューは超シンプルで「卵かけご飯」「牛すじ煮込み丼」の2種類。

好みに合わせて選べるオプションも豊富で、ごはんを大盛りに変更や、みそ汁から豚汁に変更することができます。

ほったらかし温泉「気まぐれ屋」のメニュー料金表
メニュー 内容 料金
卵かけご飯 みそ汁セット(みそ汁+ごはん+卵+納豆+漬物) 700円
豚汁セット(豚汁+ごはん+卵+納豆+漬物) 800円
ごはん大盛り +100円
みそ汁 単品 300円
豚汁 単品 400円
ごはん 単品 300円
卵 追加 +100円
納豆 追加 +50円
牛すじ煮込み丼 みそ汁+漬物 1000円
ごはん大盛り +100円
豚汁変更 +100円
牛すじ煮込み丼 単品 500円
缶ビール 400円
ノンアルコールビール 350円

富士山を眺めながら食べる卵かけご飯、最高すぎた。

ほったらかし温泉の気まぐれ屋の卵かけご飯セット

風呂あがりに迷わずチョイスしたのは、「卵かけご飯の豚汁セット・ごはん大盛り」。

どうやらこの卵かけご飯、温泉とセットで目当てに来る人もいるくらい人気らしい。たしかに、朝イチで外の空気を吸いながら食べる卵かけご飯はマジで格別。

卵をご飯に乗せた気まぐれ屋の卵かけご飯セット

卵はなんと、山梨・明野農場の“ワイン卵”を使用。

ワインの醸造時に出るブドウの皮をエサに混ぜて育ててるらしく、コクと旨みが強く濃厚なのが特徴らしいです。

食事スペースはかなり広く、外のテーブルも気持ちいいですが、室内席も用意されています。醤油や調味料はテーブルごとに置いてあるので、自分好みに味を調整できるのも嬉しい。

富士山を眺めながら卵かけご飯を食べている様子

運良く富士山をど真ん中に望める席に座れました。富士山を眺めながら食べる卵かけご飯は、これまで食べた卵かけご飯の中で一番うまかったです。

最高に贅沢な朝ごはんでした…。ごちそうさまでした!

朝食だけじゃない!ゆるキャンにも登場した「軽食スタンド桃太郎」

ゆるキャンにも登場したほったらかし温泉の軽食スタンド桃太郎

ほったらかし温泉には、さらにもう1店舗「軽食スタンド桃太郎」という飲食店があります。

「軽食スタンド桃太郎」は、午前10時から夜22時まで営業。温玉あげやおでん、うどん・そば・ラーメン、カレー、ソフトクリームなどメニューも豊富です。

キャンプ漫画「ゆるキャン△」にも登場しており、作中では登場キャラが温玉あげ(200円)を食べていました。

温泉とあわせて食の楽しみもたっぷりのほったらかし温泉。次回はぜひ、温玉あげをリベンジしたいと思います!

ゆるキャン△で温玉あげを食べていた休憩所も

ほったらかし温泉の休憩所

温玉あげを食べるシーンで登場した、あの休憩所もちゃんとありました!お風呂上がりに温玉あげを食べて、そのまま爆睡するシーンがよみがえります。

細かいところまで作中で見た通りで、ゆるキャン△ファンならテンション爆上がり間違いなし!

とはいえ、よくある「アニメ〇〇にも登場!」みたいな派手なPOPや看板は一切なく、そういう控えめなところも個人的にはすごく好印象でした。

過去に山梨県身延町へゆるキャン△の聖地巡礼ツーリングをした記事もあるので、興味のある方はぜひ一緒にご覧ください。

山中湖・平野の浜とは

平野の浜で撮影した富士山と黒のバイク

平野の浜は、山梨県・山中湖の湖畔にあるスポットで、湖ごしに富士山が見える絶景ポイントとして有名な場所です。

タイミングが良ければ、水面に富士山が映る「逆さ富士」が見られたり、白鳥がのんびり泳いでる姿に出会えることも。

しかも、水際まで車やバイクを乗り入れられるので、富士山を背景に愛車を撮るなんてこともできちゃいます。

山中湖・平野の浜へのアクセス

住所 〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野13

山中湖・平野の浜の駐車場に到着

山梨県山中湖の平野の浜の駐車場に駐車したNinja400

ほったらかし温泉からバイクで1時間半ほど走って、午前8時ごろに平野の浜の駐車場に到着。

ちなみに、ここは24時間いつでも立ち寄れて、駐車場も無料なのがありがたいポイント。

外国人観光客からも人気のようで、朝早くてもそこそこ人がいました。空いてるタイミングを狙うなら、やっぱり早朝が狙い目かも。

山中湖・平野の浜で富士山をバックにバイク写真撮影

平野の浜から撮影した富士山と黒色のバイク

人や車が多くて水際までは行けなかったので、邪魔にならなさそうなすみっこでバイクの写真を撮ってみました。

理想通りとはいかなかったけど、富士山と一緒に撮れたので大満足です。ツーリングに出かけたら記念になる一枚は撮っておきたいですよね。

この日は天気にも恵まれて、雪化粧した富士山がくっきり!まさに絶景でした。夕方の景色も綺麗だそうなので、次はサンセット狙いで訪れてみたいです。

撮影していて感じたのは、名前のとおり平野の“浜”は地面が砂っぽくて、ぬかるみもちらほら。バイクで入る場合はスタンドが沈まないよう注意が必要です。

また、長時間の水際駐車はマナー的にも良くないかなと思います。混んでいる場合は、譲り合いながら気持ちよく撮影できたら最高ですね。

ちなみにこの日は、わナンバーの海外ドライバーがかなり目立っていました。中にはそのまま水際に車を停めて離れていく方も結構多く、ちょっと残念。

最近は外国人観光客の交通トラブルも増えているそうなので、お互いに気をつけたいところです。

富士山満喫バイク旅のまとめ

この記事では、山梨県で富士山を堪能できる「ほったらかし温泉」と「平野の浜」へのツーリングの様子をお届けしました。

雄大な景色と、開放感あふれる温泉や湖畔は、ツーリングの満足度をぐっと高めてくれます。

富士山の絶景を写真に収めたい方や、自然の中でリフレッシュしたい方は、ぜひこの2箇所をツーリングルートに加えてみてください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。よろしければ、他の記事ものぞいていただけると嬉しいです。

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