Touring spot 2023/09/03

京都 丹後半島|日本で最も海に近い街「伊根の舟屋」へツーリング

京都府伊根町にある伊根の舟屋へバイクでツーリング。有名な観光地の天橋立から車で約30分の距離でアクセスの良い伊根の舟屋。伊勢湾に沿って舟屋を海上から眺めれる伊勢湾めぐり遊覧船やランチで人気の海鮮丼、カフェが並ぶ。舟屋を改築した伊根の舟屋を一望できる雅 別邸では予約で宿泊可能。ベストシーズンは無く冬は魚、夏は岩牡蠣が旬。

Contents

京都 伊根の舟屋 ツーリング Ninja400

どうも、awa(@awa_ninja400)と申します。

この記事では京都府伊根町にある「伊根の舟屋」をご紹介します。

先日、ツーリングスポットに悩んでいたところ同じNinja400乗りの方から、伊根の舟屋に案内してくださるとの連絡を頂いたので行ってきました。

ランチに人気の海鮮丼やおしゃれなカフェや宿泊施設などがあり、老若男女楽しめるような観光地。

近くには京都で有名な観光地の天橋立もあり、日帰りツーリングでも十分堪能できる場所なのでおすすめです。

伊根の舟屋とは

京都 伊根の舟屋

伊根の舟屋とは、京都府伊根町にある漁師村です。

舟屋とは、一階部分が海と舟置き場、二階部分が住居スペースになっている建物で、最近では客室・民宿等にも活用されています。

伊根湾の5kmにわたる沿岸には約230軒ほどの舟屋が建っており、その珍しく美しい景色から「日本で1番海から近い街」「日本で最も美しい漁師村」などと呼ばれ、漁業と生活が一体となって発展した舟屋の町並みはとても珍しく、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

伊根の舟屋は、伊根湾の入口にある「青島」が防波堤の役割を果たし、風の影響を受けにくく波が穏やか。

日本の原風景を感じさせる美しさが大切に残され、伊根は「日本で最も美しい村」の一つとされています。

伊根の舟屋へのアクセス

伊根の舟屋 バイク ツーリング Ninja400

伊根の舟屋がある伊根町は、京都の北に位置する丹後半島にあります。

京都から車・バイクで約2時間、大阪から車・バイクで約2時間半ほどで到着。

僕はバイクで滋賀県から向かったのですが、休憩込みで大体3時間ほどかかりました。

天橋立からは車・バイクで約30分とアクセスが良く、天橋立と伊根の舟屋を1日で堪能するのがおすすめ。

電車とバスを利用する場合は、京都からだと3時間、大阪からだと3時間半ほどかかります。

– 電車の時刻や料金については「京都丹後鉄道株式会社の時刻表」をご参照ください。

– 路線バスの時刻や料金については「丹後海陸交通のバス時刻表」のHPをご参照ください。



伊根の舟屋のベストシーズンはいつ?

伊根の舟屋 ベストシーズン

伊根の舟屋のベストシーズンはいつ頃なのか調べて見たところ、特にベストシーズンは決まっていないそう。

ただ、夏は岩牡蠣冬は魚が旬(?)で美味しいらしく、好みが分かれそうな感じ。

伊根の舟屋のランチで人気なのは海鮮丼なので、最高のコンディションの海鮮丼を堪能したい方は冬頃の方がいいのか?

僕は海鮮の中で貝が1番好きなので、個人的には夏派かも。

でも冬に乗る遊覧船は凍死しそうだし、京都の北の方だから雪もかなり積もるだろうからバイクは無理そう。

バイクで伊根の舟屋にツーリングするのは、秋頃が限界じゃないですかね。

京都駅から伊根の舟屋へ

Ninja400 京都駅から伊根の舟屋へ

9:30に京都駅前のセブンイレブンでNinja400乗りの方と合流し、伊根の舟屋へツーリングスタート。

この日は気温が30度前後だったので、とても走りやすく気持ちの良かったです。

亀山方面を経由して伊根の舟屋へ

亀岡から伊根の舟屋へアクセス

今回はGoogleマップのナビ通りに亀山を経由して向かうことに。

普段から亀山の大通りは混雑しているとのことでしたが、土曜日ということもあり所要時間がかなり伸びてしまう見込みに。

途中コンビニで休憩をとりながら伊根の舟屋へ向かいました。

個人的に驚いたのが道中の山道の路面がかなり綺麗で、ワインディングもちょうど良くてツーリング向きの道でした。

与謝野町に入った道中でENEOSがあったので給油しておくことに。

セルフじゃなかったということもありますが、なんとレギュラー192円…!

与謝野町らへんのガソリンスタンドはセルフのところが少なく、値段が相場より少し高い印象。

ガソリンが際どい場合は、普段給油しているガソリンスタンドで済ましておくのをおすすめします。

天橋立ガン無視で伊根町に到着

伊根町 ツーリング

京都駅から出発し、伊根町に到着したのは13時16分。

ずっと山を走っていたので、伊勢湾に沿って走るのは開放感が凄くて気持ちよかったです。

道中に天橋立の看板やロープウェイがありましたが、今回は伊根の舟屋が目的だったのでスルー。

正直、天橋立ロープウェイに乗る金も時間も無かったのが本音。

天橋立を無視して伊根の舟屋に行く人はあまりいないかもしれません。笑

もし伊根の舟屋を気になられている方は、天橋立のついでに伊根の舟屋へ行くのがいいかも。



今回の目的地「伊根の舟屋」に到着

伊根の舟屋 ツーリング ninja400

伊勢湾沿いを走っていると少しずつ建物が増えてきて、今回の目的地「伊根の舟屋」に到着しました。

結局着いたのは13時40分、大体京都駅から約4時間ほどかかり、Googleマップの所要時間を大幅にオーバー。笑

伊根の舟屋へ向かう際は車通りの少ない早朝などに向かうのがおすすめ

やはり人気の観光地ということで多くの車やバイクで溢れており、観光客や狭い道路に沢山の人が通行していました。

よく見る伊根の定番写真スポット「七面山駐車場」

伊根の舟屋 ninja400 ツーリング 駐車場

とりあえずバイクを停めて伊根の舟屋を散策したかったので、伊根の舟屋の駐車場「七面山駐車場」へ。

ところが駐車場が満車で、警備員からNGの合図が。

伊根の舟屋 ninja400 ツーリング

車なら分かるけどバイクも置けないってどんだけ混んでんだよ。と思いつつ後続車もいたのでとりあえず進んで折り返すことに。

七面山駐車場は車だと30分以内なら無料、30分ごとに100円で最大3,000円となっています。

ですが、バイクは駐車場に1回入るのに100円で、実質1日中停めても100円で駐車することができ、とてもリーズナブルな駐車場になっています。

駐車場料金は、バイク用の入り口に銀色の料金箱が設置されており、そこで支払うことがきます。

伊根の舟屋 遊覧船

また、駐車場からは伊根の舟屋名物の遊覧船などの遊覧船に乗ることができたり、伊根の舟屋を背景に自分の愛車を撮影することができます。

恐らく伊根の舟屋にツーリングされている方のほとんどが七面山駐車場で車やバイクの写真を撮影していると思います。

伊根の舟屋で定番のバイク・車撮影スポットで写真撮影

伊根の舟屋 バイク ツーリング Ninja400

僕たちも伊根の舟屋を背景に写真を撮影。

混雑していた時間帯だったのと遊覧船がいつ帰ってくるかわからなかったのでちょっと急ぎ気味に済ませました。

よくマスツーなどで七面山駐車場にバイクをずらっと並べている写真を見かけますが、ピーク時である昼過ぎなんかにやるのは論外。

バイクを並べて撮影するなら、遊覧船の営業前などの空いている時間帯を狙いましょう。

七面山駐車場の詳細

収容台数 57台
営業時間 入庫 (午前5時から午後9時まで)出庫 24時間
料金 昼間(午前8時から午後9時まで)30分間無料
以降30分ごとに100円の追加料金
夜間(午後9時から午前8時まで)30分ごとに200円
最大料金 1日3,000円
※最大料金は、午前8時を過ぎると追加料金が加算



貴重な舟屋の中まで見学可能できる「幸洋丸」

伊根の舟屋 見学

七面山駐車場から少し歩いた所にある「幸洋丸」という舟屋は、一般200円・小学生以下100円で舟屋の中を見学することができます。

80年以上の前に建てられた貴重な舟屋の中に入れる機会は珍しく、中にはガレージのような広さのスペースに船が置かれています。

家の中まで海が入ってきており、いつでも船を出すことができるようになっていました。

幸洋丸では船の上で写真撮影することができ(自己責任)、逆光で撮影することによって幻想的なシルエット写真を撮ることができるみたいです。

また、昭和の頃の写真や漁に使用していた道具の展示など、舟屋の歴史について深く知ることができます。

舟屋見学 幸洋丸へのアクセス

アクセス 〒626-0423 京都府与謝郡伊根町平田555番地
営業時間 月曜日 11時00分~16時00分
火曜日 11時00分~16時00分
水曜日 定休日
木曜日 11時00分~16時00分
金曜日 11時00分~16時00分
土曜日 10時00分~17時00分
日曜日 10時00分~17時00分
ウェブサイト https://ine-tabi.com/sightseeing/kouyoumaru/
電話番号 0772320620

伊根の町に馴染む今風のカフェ「INE CAFE」

伊根の舟屋 カフェ INE CAFE

伊根町は昔ながらの建物が多く、年季(歴史)を感じることが多いですが、一箇所だけめちゃくちゃ今っぽいお店があります。

それが七面山駐車場から歩いて数分の「INE CAFE」というお店。

INE CAFEは2017年オープン、海と暮らす建築・舟屋をイメージした観光拠点「舟屋日和」の一画にあるカフェ。

伊根の舟屋 カフェ

ここでは伊根湾や舟屋をテラスから眺めながらランチやお茶を楽しむことができます。

近くには遊覧船が立ち寄るので、カフェでゆっくりしてから遊覧船に乗って駐車場

人気なのは伊根産の素材を使った手作りドリンクやスイーツ。

伊根産の卵を使用したチーズケーキやガトーショコラ、自家製はちみつのレモネードなどの定番メニューから、さつまいもなど季節限定のメニューまで幅広く展開されています。

海鮮系が苦手な方や、ちょっと小腹が減って休憩したい時にぴったり。

INE CAFEへのアクセス

アクセス 〒626-0424 京都府与謝郡伊根町平田593番地1
営業時間 月曜日 11時00分~16時30分
火曜日 11時00分~16時30分
水曜日 定休日
木曜日 11時00分~16時30分
金曜日 11時00分~16時30分
土曜日 11時00分~16時30分
日曜日 11時00分~16時30分
ウェブサイト http://funayabiyori.com/food/
電話番号 0772321720



伊根湾を見渡せる道の駅「舟屋の里伊根」

伊根の舟屋 伊根町 道の駅 舟屋の里伊根

伊根町を上がっていくと、伊根湾や伊根の舟屋を上から見渡せる道の駅兼展望台「舟屋の里伊根」があります。

舟屋の里伊根には伊根町のお土産や食堂、豊富なガチャガチャコーナーまであります。

舟屋の里伊根に上がるまでに大きな駐車場と舟屋の里伊根の目の前に駐車場、計2箇所の駐車場があるのですが、舟屋の里伊根の前はとても混雑します。

舟屋の里伊根 バイク置き場

車用のところにバイクを置いても良かったのですが、皆さん駐車場の入り口付近にバイクを停めてらっしゃったので、同じ所に停めました。

伊根の舟屋には自動販売機やコンビニが無く、舟屋の里伊根に来てやっと自動販売機を見つけたので真っ先にドリンクを購入。

しかも基本100円のリーズナブルな自動販売機があってめちゃくちゃ助かりました。

観光地まで来て何飲んでんだ。って感じですが、こういうどこにでもあるものが一番美味い。

アクセス 〒626-0424 京都府与謝郡伊根町亀島459
営業時間 9時00分~17時00分
火曜日 定休日
ウェブサイト https://www.ine-aburaya.com/michi-no-eki/
電話番号 0772320680

レストラン舟屋

道の駅 舟屋の里伊根にある「レストラン舟屋」は、伊根湾で水揚げされた旬な魚など、拘った食材を使用した定食を頂けます。

店内からの眺望も絶景で、美味しい海鮮丼を食べながら伊根の舟屋の景色を楽しむことができます。

アクセス 京都府与謝郡伊根町字亀島459番地
営業時間 11:00~17:00(※季節により変更あり)
火曜日 定休日
席数 最大108席
※団体でのご利用を検討される方は電話で直接お問合せが必要。
電話番号 0772-32-0680

お食事処 油屋

道の駅 舟屋の里伊根にある「お食事処 油屋」は、伊根湾で水揚げされた旬な魚など、拘った食材を使用した定食を頂けます。

めちゃくちゃ大きい岩牡蠣…口の中を牡蠣でパンパンにできるとか最高すぎます。

ですが、お食事処 油屋さんは人気のあまり、完売して早めに閉店してしまうこともあるみたいです。

アクセス 京都府与謝郡伊根町字亀島459番地
営業時間 11:00~17:00(※季節により変更あり)
水曜日 定休日
席数 最大20席
電話番号 0772-32-0750

ラウンジFUNAYA

道の駅 舟屋の里伊根にある「ラウンジFUNAYA」は、海鮮丼だけでなくカレーやラーメン、コーヒーを頂ける喫茶店要素もあるお店です。

丹後産のコシヒカリ、伊根湾で水揚げされた鯛を使った「鯛丼」が名物。

ここの鯛丼もかなり人気が高く、多くの方がランチに選ばれているみたいです。

海鮮が苦手な方がいらっしゃっても楽しめるお店。

アクセス 京都府与謝郡伊根町字亀島459番地
営業時間 9:00~17:00(※季節により変更あり)
木・金曜日 定休日



 

丹後半島 日本で最も海に近い街「伊根の舟屋」ツーリングのまとめ

京都 伊根の舟屋 ツーリング Ninja400

この記事では伊根の舟屋についてご紹介しました。

京都の丹後半島はバイクでツーリングするには景色も綺麗で最適の場所。

日本海に沿って走って美味しい海鮮や特産品を味わう、そんな非日常を味わえるツーリングスポットを自分へのご褒美にいかがですか?

このブログでは主に関西のツーリングスポットをご紹介してますので、ぜひ他の記事もご覧いただければ幸いです。

ここまで読んでくださり、誠にありがとうございました。

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