Touring spot 2024/05/03
三重県伊勢市と鳥羽市を結ぶ絶景スポット「伊勢志摩スカイライン(伊勢志摩e-power road)」へバイクツーリング。伊勢志摩スカイラインは伊勢神宮などの観光名所やパールロードから近く、英虞湾を一望できる山頂や展望台までのコースはドライブデートにぴったり。この記事では、料金割引やバイクツーリングのルートマップをご紹介。
どうも、AWA(@awa_ninja400)と申します。
天気の良い日って海を眺めながらバイクに乗りたくなりますよね。
というわけで先日、伊勢湾や英虞湾(あごわん)を一望できる三重県の絶景ツーリングスポット「伊勢志摩スカイライン」へバイクツーリングに行ってきました。
この記事では、伊勢志摩スカイラインでおすすめのツーリングルートや撮影スポット、スマホで車やバイクの料金を割引する方法をご紹介します。
伊勢志摩スカイラインとは、1964年に開通した、鳥羽から伊勢を結ぶ16.3kmの有料道路。別名”天空のドライブウェイ“と呼ばれています。
伊勢神宮から標高555mの朝熊山(あさまやま)を横断して鳥羽駅方面へ続くコースとなっており、料金所から山頂までの所要時間は約20分程度。
山頂までは伊勢志摩やリアス式海岸の大パノラマを眺めながらドライブやツーリングを楽しめます。また、天候次第で展望台から富士山まで眺望でき、三重県の絶景スポットとして定番の観光名所です。
映画「弱虫ペダル」のロケ地にもなっており、弱虫ペダルの聖地巡礼に訪れる方も多くいらっしゃいます。
伊勢志摩スカイラインは、三重県伊勢市の朝熊山を通る観光有料道路。入口が2箇所あるので伊勢からも鳥羽からも行くことができます。
ここからは、車やバイクで伊勢・鳥羽からの行き方をご紹介します。
伊勢から伊勢志摩スカイラインへの行き方は、陸上競技場に向かって浦田橋を渡ります。
橋を渡り終えてすぐの信号を右折し、すぐの分岐を左折すると伊勢志摩スカイラインへの入口、伊勢料金所があります。
伊勢神宮 内宮周辺の駐車場から伊勢料金所までの所要時間は約3分です。
鳥羽から伊勢志摩スカイラインへの行き方は、鳥羽駅から伊勢方面に向かって約1km先にあるドライブイン鳥羽手前の信号を左折します。
ドライブイン鳥羽手前の信号左折した後、道なりに進んでいくと伊勢志摩スカイラインへの入口、鳥羽料金所があります。
鳥羽駅から鳥羽料金所までの所要時間は約3分です。
Googleマップを参考に伊勢志摩スカイラインへ向かっていると、伊勢神宮側の伊勢料金所に到着しました。
ちなみに、どっちから行っても料金は変わりませんので、伊勢からでも鳥羽からでも近い方の入口を選ぶのが良いと思います。
ここからは、伊勢志摩スカイラインの車とバイクの料金表や、スマホで料金割引をする方法をご紹介します。
伊勢志摩スカイラインの料金は、126cc以上のバイクが900円、軽自動車・普通自動車は1,270円です。
伊勢志摩スカイラインは、125cc以下のバイクや自転車は通行できないのでご注意ください。
伊勢志摩スカイラインの車・バイクの料金は以下の通りです。(2024年4月)
バイク(125cc以下は通行不可) | 900円 |
---|---|
軽・小型・普通自動車 | 1,270円 |
マイクロバス(車両総重量8t未満かつ乗車定員11人以上30人未満) | 3,210円 |
貸切バス・大型貨物自動車 | 5,100円 |
伊勢志摩スカイラインに行ってみたい、けれど料金が高くて悩んでいる方に朗報です。
下記リンクを押していただき、料金所でスマホの画面を見せるだけで伊勢志摩スカイラインの通行料を割引してもらえます。
料金所で料金割引クーポンを提示するだけで、バイクの通行料が900円から720円に、車は1,270円から1,020円まで割引してもらえます。
伊勢神宮やおかげ横丁へ観光される方は、伊勢神宮の駐車券の提示で伊勢志摩スカイラインの料金を2割引きすることができます。
伊勢志摩スカイラインへドライブ・ツーリングの際は、必ず料金割引を忘れないでください。
伊勢志摩スカイラインは、全長16.3kmの綺麗に整備された程よいワインディングが続き、気持ちのいいドライブやツーリングを楽しめます。
伊勢志摩スカイラインの制限速度は40km(一部の道路は30km)ですが、火花を散らしなが曲がっていく走り屋のようなバイクも何台かいました。(笑)
また、伊勢志摩スカイラインの伊勢料金所から山頂までには、絶景スポットの展望台やお寺などの見どころが満載。
ここからは、僕が立ち寄った伊勢志摩スカイラインの見どころスポットをご紹介します。
伊勢志摩スカイラインでまず最初に立ち寄ったのは、伊勢市や津市、鈴鹿山脈の山並みを一望できる展望台「一宇田展望台」です。
一宇田展望台は、伊勢料金所から約3.5km(所要時間約7分)の距離にあり、山頂の展望台とは違った景色を楽しむことができます。
伊勢志摩スカイライン
【GW営業時間】
4/27(土)~5/6(日)
7時~20時まで営業いたします🌄
夕刻になると展望台からは伊勢市街に沈む夕焼け🌇夜景🌃🌉✨が楽しめます🤗
伊勢志摩にお越しの際はぜひお立ち寄りください🚙🏍️🚙🏍️🚙#伊勢志摩 #絶景 #ドライブ #観光 pic.twitter.com/VOWwBvlh4E— 伊勢志摩スカイライン (@iseshimaskyline) April 24, 2024
特に、一宇田展望台からの夜景は三重県トップクラスの絶景スポットとして人気で、伊勢市・松阪市・津市の夜景を一望することができます。
一宇田展望台の夜景は駐車場からでも十分鑑賞でき、寒い季節は車の中で夜景を楽しめるので、ドライブデートにもおすすめです。
駐車場から景色が楽しめるので、バイクの撮影スポットとしてもおすすめですよ。
次に訪れたのは、”伊勢神宮の鬼門を守る寺”と言い伝えられている「朝熊岳金剛證寺」です。
朝熊岳金剛證寺は、伊勢料金所から約7.7km(所要時間約12分)の距離にあり、伊勢志摩スカイラインのほぼ山頂付近にあるお寺です。
朝熊岳金剛證寺の見どころは大きく分けて「奥の院」「山門 仁王門」「本堂」の3つがあります。
どれも他にはない景色ばかりで、お寺好きでは無い方も楽しめると思うので、ぜひ観光ルートに加えてみてください。
朝熊岳金剛證寺の駐車場からすぐの場所に、「極楽門」という開山忌に繋がる入口があります。
並んでいる木の板は、名前やお花、故人が生前使用していたであろうものがお供えされていました。
良い意味で神秘的な独特な雰囲気ある場所だったので、観光に来ていた子供達は怯えて泣いている子もいました。
開山忌を抜けると売店のような小屋があり、”民おばあちゃん”と呼ばれている方がお茶とおかきを出してくださいました。
優しいおばあさんとレトロな売店がとても癒されるので、ぜひ寺の観光と山頂へ行く前に、休憩がてら立ち寄ってみてください。
朝熊岳金剛證寺の入口には、ものすごく立派な「山門 仁王門」があります。
門には2体の仁王像が立っていて、伊勢神宮の鬼門を守っているだけのこともあり迫力満点。
仁王門を抜けると綺麗な庭園が広がり、池に架かる太鼓橋が目をひきます。
池をリフレクションにして撮影してみると、なんだか良い感じの写真が撮れました。
仁王門を通る前には、伊勢志摩スカイラインの珍スポット「おちんこ地蔵」があります。
おちんこ地蔵は子宝を授けてくれる有難いお地蔵さんだそうです。
最後に、朝熊岳金剛證寺の本堂を観光してきました。
本堂の前には牛と虎の銅像があり、福丑(ふくうし)に触ると身体が健康になり、智慧寅(ちえのとら)に触ると縁を結ぶことができるらしいです。
伊勢料金所から所要時間約20分のところを約1時間半くらいかけ、伊勢志摩スカイラインの山頂「朝熊山頂展望台」に到着しました。
朝熊山頂展望台の駐車場はとても広く、休日のピーク時で沢山の車や観光バスが停まっていましたが、駐車場はまだまだ空きがあった印象です。
また、バイクはバイク用の駐車場が用意されているので、駐車場の空きを心配する必要はありません。
ここからは、朝熊山頂展望台の見どころを簡単にご紹介します。
朝熊山頂展望台の見どころ1つ目は、「お食事処朝熊茶屋」と「山頂売店」です。
お食事処朝熊茶屋では、伊勢志摩の名物「志摩うどん」や「焼き伊勢うどん」、「天空ソフトクリーム」などグルメが盛り沢山。テイクアウトメニューもあり、山頂広場で景色を眺めながら食べることもできます。
山頂売店では、伊勢志摩スカイラインのお土産やご当地グッズを購入することができます。
特に、山頂売店限定の伊勢志摩スカイラインのオリジナルサイダー「伊勢志摩ライダー」は、バイク仲間へのお土産にもぴったりだと思います。
山頂売店の隣には散歩道があり、山頂最大の絶景スポット「勘吉台」があり、感動の大パノラマが広がります。
勘吉台は、パラグライダー愛好家のテイクオフ地点として有名で、運が良ければ飛び立つ瞬間を見ることができるらしいです。
山頂売店の上にあがると、360°の大パノラマが広がる「山頂広場」があります。
山頂広場には、伊勢志摩最高峰の地に設置された「天空のポスト」があり、SNSでも人気の撮影スポットです。
天空のポストは実際に郵便の出荷が行われており、「ここから送られた郵便物で思いが伝わる。」という素敵な噂もあります。
山頂広場には、足湯に浸かりながら英虞湾の景色を一望できる「展望足湯」があります。
展望足湯には、心に安らぎをもたらし、心身をリラックスさせる効果があるらしいです。
営業時間は午前10時から午後5時までで、売店には「足拭きタオル(100円)」と「足湯用フットカバー(50円)」が販売されています。
伊勢志摩スカイラインに行ったら絶対入ろうと思っていたのですが、あまりにも人気で混み合っていたので断念しました。
朝熊山頂展望台の観光を済ませ、私が伊勢志摩スカイラインで一番行きたかった、SNSでも人気の車・バイク撮影スポットへ向かいました。
朝熊山頂展望台から鳥羽へと下る際に広がる英虞湾の景色がとても美しく、鳥羽から山頂へ向かわれる方は一度折り返してみてほしいです。
私が伊勢志摩スカイラインに訪れたのは土曜日のお昼頃で、最も観光客が多い時間帯。なので、人気の撮影スポットは途切れず人が入ってきて、背景に入り込んでしまい撮影が困難でした。
一番ついてなかったのは、景色の良いところに子連れの女性達が車の中で談笑を始め、移動する気配がなかったので諦めて先に進むことにしました。
ゆっくり車・バイクの写真を撮影したい方は、平日か休日だと早朝、夕方頃などの時間帯に訪れてみるのをおすすめします。
鳥羽料金所方面へさらに進んでいくと、待避所が何箇所か設置され、別の角度から伊勢湾の景色を眺めることができます。
手前にはご飯を盛り付けたような形の山があり、山の後方を走るJRは撮り鉄憧れの撮影スポットだそうです。
伊勢志摩スカイラインは、伊勢神宮やおかげ横丁、パールロードなど、三重県の観光スポットからとても近い場所にあります。
山頂や展望台からは、伊勢平野と伊勢湾を一望することができ、天気が良いと富士山まで見える料金以上に満足できる絶景スポットでした。
山頂までの道は綺麗に整備されており、山頂に近づくにつれて広大なパノラマを楽しめるので、ドライブやツーリングだけでも十分楽しめます。
スマホの画面や伊勢神宮の駐車券を料金所で提示すると、料金を割引してくれるのでお忘れなく。
海を眺めながら山をドライブ・ツーリングしたい方は、ぜひ伊勢志摩スカイラインへ訪れてみてください。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
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AWABLOGは、僕がバイクツーリングで訪れた場所や、バイクのカスタム、バイク関連の役に立つ情報を発信する個人メディアです。ツーリングで行って良かった場所、ツーリング中に出会った美味しい店などを紹介しています。 関西在住なので主に関西のツーリングスポットが多め。 バイク乗りに人気び定番ツーリングスポットはもちろん、誰も知らないような場所を開拓するのが好きなので、AWABLOGを通じて多くの人に広めるために定期的に更新していきます。ぜひ気になる記事があれば読んでみてください。
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