Touring spot 2023/05/22
滋賀県東近江市百済寺町の県道34号 多賀永源寺線は洗い越しがある関西の県道として有名。洗い越しとは川に橋を架けず、道路のと川が交差している場所のこと。洗い越しができる理由として、コストや建築技術の問題、敵の進軍の想定など理由は様々。大規模な河川に対する横断路は、かつて川越と呼ばれていた。洗い越しがあるような場所は、酷道と呼ばれる整備が行き届いていない危険な道が多く、県道34号線も勾配のある荒れた路面。洗い越しの水流も強く滑りやすいので、細心の注意を払う必要がある。また、県道34号線の洗い越しは、川が流れている場所だけ大きな石になっており、タイヤの細い車やバイク、特に自転車は注意が必要。かなりの酷道だが、県道34号線の洗い越しは滝のようなものに挟まれており、他県からも多くの酷道マニアや秘境マニアが訪れる穴場絶景スポット。
どうも、awa(@awa_ninja400)と申します。
先日、滋賀県東近江市百済寺町の県道34号 多賀永源寺線の道中に位置する「洗い越し」までバイクでツーリングに行ってきました。
県道34号 多賀永源寺線は、滋賀県犬上郡多賀町から東近江市に至る県道です。
整備が行き届いていな場所が多く勾配もきついため、交通量もあまり多くはありませんが、道中にある洗い越しは非日常を感じる美しさで、車やバイクを停めて撮影する方が多い絶景スポット。
酷道マニア界隈の中では関西で有名な洗い越しらしく、Googleマップで検索しても出てこない穴場の人気スポットです。
スポットを紹介する前に洗い越しについて簡単に説明させていただきます。
洗い越しとは、簡単にいうと道路に川が交差して流れている場所です。
川が流れている場所には、基本的に橋が架かっていたり、何かしら用水路などがあるのが一般的だと思います。
ですが、コスト面や道路の需要の低さなどで最低限の舗装しかされていない場所に洗い越しは存在します。
洗い越しの箇所は全く舗装されていない訳ではないので、タイヤがはまったりすることはないと思いますが、前後の道路に関してはほぼ舗装されていない事が多く、凸凹や砂利などが散らばっていて危険です。
洗い越しに向かう前に2か月ぶりくらいの洗車をしました。
この日の気温は28度くらい。
炎天下の中、汗を流しながら洗車をするのは気持ちがよかったです。
洗い越しに行ったら汚れるのは確定ですが、せっかく写真を撮りに行くのにバイクが汚れていたら台無しなので。(この後汚れすぎて萎えました。)
今回ご紹介する県道34号 多賀永源寺線の洗い越しは、滋賀県東近江市百済寺町という町に位置します。
県道34号 多賀永源寺線の洗い越しに流れている水は、犬上川から流れている水で頂上まで登ると犬上川ダムがあります。
所在地 | 〒527-0144 滋賀県東近江市百済寺町 |
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ここからは県道34号 多賀永源寺線の洗い越しへの行き方と注意点をご紹介します。
県道34号 多賀永源寺線の洗い越しは道中の道が舗装されておらず、勾配もかなりきついのでバイクで行く際は特に注意が必要です。
また、上記の画像のように道路の端っこには大量の枯葉や砂利が転がっています。
道路にも亀裂が多々あるので、タイヤが滑らないようにゆっくり進みましょう。
写真の場所は全然道路が綺麗な場所ですが、下の方は凸凹でコーナーもとてもきついです。
途中に仏像や小さな神社のような場所が見えると思います。
この石像の方が見えたら後少しで到着するので、もう一息頑張りましょう。
また、道も枝分かれになっている箇所がいくつかありますが、ずっと真っ直ぐ走っていれば着くので、そこら辺はGoogleマップを参考に進んでいってください。
ちなみにここが1番目立つ分かれ道です。
道中に⇦犬上ダムと書いてある青い看板がありますが、真っ直ぐです。
そしてちょうど赤色の軽自動車が停まっている箇所にも右に分かれ道がありますが、そのまま左側の道を走ってください。
ここを抜けたら洗い越しに到着です。
ちなみに僕が愛用しているグローブはアルパインスターズのもので、涼しくてプロテクター付きでデザインもかっこいいのでおすすめです。
酷道を登り続けていると、道路が冠水している場所に到着します。
初めて見た時は「!?」ってなるくらい、しっかり深いです。
どのくらい深いかというと、NIKEのエアフォース1が浸かるくらい深いです。
ほんのり苔が生えている箇所もあり、すごく滑りやすいのでくれぐれもゆっくり進んでください。
ガードレールもなく、隣はすぐに崖ので結構危ないです。
たまたま通っていかれたBMWのライダーさんもここでエンストしてヒヤリハットでした。
また、バイクだけでなく車で通られる方も注意が必要です。
ちょっとだけ車高を下げているあろうプリウスが普通に「ガリガリッ!」って感じだったので。
奥には滝(?)のようなものもあってザーッ!って音が涼しくさせてくれます。
ただ山奥の水辺なので昆虫が多く、昆虫が嫌いな方は気をつけてください。
僕は超でかいカミキリムシに出会いました。
ここからは洗い越しで僕の愛機、Ninja400を少し撮影してみたのでご覧いただければと思います。
何度も書きますが、地面はびしゃびしゃで苔がヌルヌル、勾配もきつくバイクを少し動かすだけでも苦労するので、慎重に休憩を挟みながら写真を撮影してくださいね。
洗い越しの真上にバイクを置いて撮影もしたかったのですが、流れがきつくヌルヌルでこけそうになったので今回は諦めました。
ですので、今回は滝(?)の前にあった地面にバイクを停車させ、滝を背景に撮影しました。
正直、洗い越し関係ないですが、滝を背景にバイク写真を撮影できる場所もそう多くないと思うので、ぜひよかったら参考にしてみてください。
最後に、バイクの角度に違和感があると思いますが、本当に滑りそうになるくらい勾配が厄介なので気おつけてください。(しつこい)
県道34号 多賀永源寺線の洗い越しに行くまでの道中で、峠道に入る前に滋賀県東近江市の風景を一望できる場所があります。
何気ない田舎の風景ですが、改めて見るといい景色。
近くに釣り堀があり、そこで休憩がてら景色を眺めていました。
平地に見えますが、これまた結構な勾配があるんですよ。
実際は街を見下ろせるいい景色なんです。
ここは洗い越しに着く手前の石像が建っているミニ神社の手前です。
日陰で黒いバイクでストロボも何もない状態で撮影しているので、かなり暗い写真になっていますが、森の中でバイク撮れるスペースも中々無くないですか?
あれ、そうでもない?
また、近くには百済寺というSNSでも人気のお寺があります。
百済寺の赤門も神秘的で、バイクや車を前に置いて写真を撮ることも可能。
夕方らへんやお寺の参拝時間外に行くと他の人の迷惑にならないのでおすすめです。
所在地 | 〒527-0142 滋賀県東近江市上山町 |
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営業時間 | 24時間営業 |
僕はあまりいい感じに撮れませんでしたが、ぜひ行かれた際は様々なアングルで良い写真を撮影してください。
インスタにも写真載せているので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。
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洗車する前より汚くなりました。
滋賀県東近江市にある洗い越しは、非日常を感じる風景でした。
かなりの酷道ですが、あまり腕に自信のない僕でも転ける事なく無事帰って来れたので、安心して是非ツーリングスポットの候補に入れてみてください。
ですが、洗い越しはゴリゴリの一般道ですので、道路の真ん中にバイクを並べたりするのは控えましょう。
また、もし洗い越しの上にバイクを停車させて撮影する際は、一人じゃなくて複数人1台やる方がいいと思います。
一人だとどうしても地面がヌルヌルで危険ですし、車がきた際にすぐにバイクを退けれる人がいないと邪魔になってしまいます。
あと、濡れてもいいように長靴とかあれば完璧です。
あまり知名度の高く無いスポットなので、珍しいスポットへツーリングに出かけたい方は、ぜひ滋賀県東近江市にある県道34号 多賀永源寺線の洗い越しに行ってみてください!
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